喧嘩上等‼️ 後編　#58

悪徳業者〜許すまじ‼️

で立ち上がるにしても、こちとら女子。当時まだ30代だったので、電話じゃ舐められる。

この2005年時点までに、自分の労働係争と、姉との遺産調停を経験済みだったので、まだ当時はボイスレコーダーで言質を取るが一般化していない頃なので、交渉は全て文書で行った。

会話では、言った、言わないの危険性を避けるには、全て文書でのやり取りが適当である。

というわけで、母は全ての見積もりやら、領収書を取ってあったので、それらを見ながら、当初の計画より費用が膨らんでいったこと。炭袋を天井裏に仕込むにあたり、補強工事とあるのに、それが事実として非常にいい加減であることをとらまえ、コレはアンタのところの瑕疵にあたるのではなないか？

また、夜中に炭の落下にもし家人がまともに受ける事になれば、怪我、呼吸困難から心臓発作の危険もあったこと。

コレら事実を施行責任業者としてどう考えるのか、アンタの考えを聞かせろ‼️ということから全てファックスで始めた。

文書には期限を設けて、いついつまでに文書で回答せよ‼️と毎回迫った。

確か3回目くらいまて、こちらのいう事を飲んで、賠償の可能性が見え始めたあたりから、名刺をあった名前で文書を出しても、回答が来なくなってしまった。

おそらく、逃げの一手に転じたようで、そこから全く交渉が進まなくなった。

ココまできて、万事休す？

ジレジレと時間だけが過ぎていく。

そんな中、ネズミ駆除の他に、シロアリやら、他の業種になるかもしれないけれど、害虫駆除関係ならちょっと探りを入れてみるか？とシロアリの相談受付無料‼️というところに電話してみた。

ま、なんとなくの世間話しでお茶を濁していたのだが、ちょっと業界内ことを聞いてみた。

◯◯って会社、テレビで取り上げられたとかで、HPで動画上げてるけれど、業界的な評判って良いの？と。

するとその時電話口に出ていた担当、
あー、アソコですか〜。とあんまり良いウワサ聞かないような話しぶりに。

そこで初めてこちらの目的を話した。
ネズミ駆除から、とんでもない施行代金取られ、天井落下のアクシデントまであるのに逃げの一手になったこと。

すると、ネズミでも、シロアリでも、組合や協会というものがあって。
この組合に名前を連ねていられるのと、そうでないのとでは業者内の信用度がまるで違うということを教えてくれた。

そして、問題の会社の調査を組合に申し出ると良いと教えてくれたのだ。
なるほど。

他にもう手は無いのだから、そこにかけてみるか。と、ネズミ駆除組合の事務所に電話する。

そこでおたくの組合に名前を連ねている◯◯という会社で、こんな事があった。調査をお願い出来ないか？と依頼して電話を切った。

電話口はいかにも受付のおばちゃん風だったので、どうなるかホント未知数だなぁと思いつつ。


ところが‼️
それから１週間と経たないうちに、くだんの会社から謝罪の申入れがあり。

それまでに、乾燥剤代わりか知らんが、炭の袋を1階にも2階にも山盛り入れてあるのを引き取れ‼️言ってあったのを回収に来ると約束させた。

回収当日、営業部長という名刺とその部下が現れた。

もちろん女子1人じゃ押しが効かないから、親戚に工務店をしている者がいるので、こちらにも立会をお願い。
だって、例のひどい補修工事についても言及して欲しかったからね。

あと、ウチ旦那は一部始終を撮影するため、カメラマンとして同席。

問題の業者が現れたとき、2人の男を伴って応じるわたしに、営業部長すでにビビリ気味でちょっと涙目になってた。

まずは実際に天井板がぶら下がっている元はを見せ、釘打ちのいい加減さを指摘し。

そして、炭の袋を全て引き取り作業をする中で、天井の改修工事を向こうからやらせてくれと言ってきたが、あんないい加減な工事するオタクみたいな会社に任せられるわけないでしょう。
　
改修はこちらの選んだ工務店にやってもらいます。改修費を払ってください。それから、この度の事で精神的苦痛を味わいました。よって慰謝料として10万、もともとオタクの出鱈目工事でかかった160万と慰謝料10万合わせてお支払いいただきます！

第三者も同席した上に、動画まで撮っていたのでそれ以上さすがに抵抗する事なく、キッチリ母が払った分を吐き出させ、消費者生活センターもサジを投げる案件を、見事回収に成功しました‼️

この会見中、終始厳しい表情でのぞみましたが、それで正解だったと思います。

あとね、コレは自分だけの秘密の技ですが、アストロロジーで絶対金回収しちゃる‼️って時間に最初の交渉のファックスを送っておいたのだが、多分コレが効いたと思ってる。

ヌフフ。
女、子供とみくびってもらっちゃあ困りますぜ‼️

そもそも高齢者相手に悪どいリフォームしてる事自体がブラックなんだからさ。
というわけで、この業者にも良いお灸になったと個人的には思ってる。


…てな事があったのが、2005年のことじゃったのう。めでたし、めでたし。