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アンゴルモア大王の来歴part3 #81


東京戻るだと?帰って来るだと⁉️
そしてあなたは、わたしの返事も聞かないウチに、何故実家に戻るのが当たり前、前提で話していますね?

あのね、わたし貴女引き受けるって言って無いよ?
例え姉妹であっても、60越えて無一文の出戻りの面倒見なきゃいけない義理も法律も無いからね‼️

とはいえ、離婚して他に頼るところも無い姉は、わたしに泣きつくしか手立ては無く。

それをわたしも理解出来るから、宗教団体から追い出されて帰ってくるなら、もう神さまは捨てて本気で人生やり直そうと思っているなら、受け入れてやるか。に気持ちが動き、OKを出したのだ。

追い出される、の連絡の翌日には、追い出される期日が決まったと連絡がくる。翌週の月曜までに荷物まとめて出ていけと言われたらしい。

そこで気がつく。身一つで京都行ったし。雀の涙ほどの給料で何が買えたか?だろうし。まして今一度、人生やり直しで帰って来るのだからカバン一つで帰って…こいよ。

そもそも京都にいる間、勝手に使っている部屋に入られて、着ている服を傷付けるとか、モノ取られるが日常茶飯事。だから京都で使っていたほとんどの物は忌まわしい記憶を呼び覚ます、無駄なアンカーポイントになるのは目に見えているので、なるたけモノを減らして来い‼️とはわたしからの厳命だったが、通じなかった。
_| ̄|○

離婚して、京都に行ったあと、姉の婚家から姉の残した荷物がウチに届いた事があった。けっこう大きなサイズの段ボール2つ。実家は正直、狭い。なので姉の荷物を置いておく余裕が無いので、処分しようかと思ったが、勝手に荷物の処分をした時の姉の苛烈でしつこい怒りを想像すると、仕方なしに本人が見て選別出来るまで、トランクルームに預ける事にした。

当初は月7000弱だったが、最終は8000をちょい超える様になり。
10年近く預けていたのだから、
7000✖️12=84000
年間このぐらいは姉が居なくとも、コチラで金出してたのだ。
コレについても、度々トランクルームのレンタル代だけでも送ってこいと言ったけれど、ムダでした。

ま、そんなこんなでいきなり荷物を大量に送られても、持て余すのが目に見えていたし。

それと、当初は姉も実家に寝泊まりするのを一度は覚悟したが、この出戻りの打ち合わせをする過程で、姉と噛み合わないのを強く感じる様になり。その姉が朝から晩までずっとそばに居る生活は、わたしには拷問に思えてきた。

そこでなんとか、寝泊まりだけでも別に出来ないか策をこうじた。




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