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高知能な発達障害者の福祉制度の現実

どうも、こんにちは!
半額です。

世の中には、
「発達障害の人を応援しています」
みたいな福祉があります。

自分もそういったものに
関わったことがあります。

ただ、特に知能が高い
発達障害者に対しては、
厳しいものがありました。

今回は、そのことについて
書いていきます。

この記事を読むことで、
発達障害者に対する
福祉制度の現実について
知ることができます。


筆者について

  • 発達障害当事者

  • 公的・民間問わず多数の制度や割引を活用している

  • 職業に関する制度や給付を全力で活用して生活している

  • 福祉制度を探ることが趣味と化している

発達障害では、知能が高くても、就職に困ることがある

福祉の考え方として、
「十分な知能があったら
就職に困っていないだろう」
というものがあります。

しかし、発達障害では、
知能が高くても就職に困ることが
少なくありません。

就職を困難にする要素が
知能ではないからです。

日本の福祉制度は、障害者の知能を低いものとしている

日本には、福祉制度を利用して
運営されている
作業所や、訓練所があります。

しかし、そのほとんどは
障害者の知能は低いものである、
という前提に成り立っています。

作業所については、そのほとんどは
すごく単純な作業を
延々と行わせるものです。

訓練所については、
パソコンで表計算ができるのが
すごいとされているレベル感です。

高知能な障害者向けの制度はほとんどない

障害者であって、
現状職業に困っている人たちが
利用するものであるので、
メインのターゲットに
知能を期待していないのは
わかります。

訓練所で多少の知能を期待している
(本物のITを教えようとしている)
ところは、ごく少ないです。

作業所に至っては、
今までに一度も
知能を期待したところを
見たことがありません。

ちなみに、訓練所で
「IT特化!ここで訓練して
IT業界を目指そう!」
と言っているところのほとんどは
ITを教えてくれません。

作業所で
「ITを目標とした作業を通して
IT業界で自立しよう」
という文句をごくまれに聞きますが、
極めて怪しいです。

つまり、障害者に知能を期待して
それを活かして就職につなげようとする
施設は、ほぼありません。

訓練所の宣伝文句を真に受けないこと

訓練所の宣伝文句に、
「あなたの個性を活かしていきます」
のような売り文句が、
よく出てきます。

自分はこういった施設の
ホームページなどを調べたり、
中には実際に見学に行ったことがあります。

しかし、その実態は
ほとんどが事務作業や
Excelの使い方などが
主な訓練でした。

ITを宣伝していても、
その実態はデザイン作業です。

大都市圏に通うことができるなら、知能を活かせるかもしれない

本当に知能を期待し、
それを活かしていこうとする訓練所は
大都市圏に数か所しかありません。

地方には皆無です。

なので、大都市圏に通うことができ、
訓練所の定員などの条件が合えば
まだ知能を活かせる可能性があります。

実態を見極めるために、必ず見学をしよう

もし、
「この施設だったら知能を活かせそう」
というところを見つけたとして、
その実態がどうかは、
ホームページからでは見えません。

知能を期待するカリキュラムを
用意してはいるけど、
その実態はスカスカで、
結局事務作業で日々を過ごす、
ということもあります。

福祉施設では、見学をすることができるので、
必ず見学し、
実際に行われている訓練を
確認しましょう。

障害者雇用の再就職でITエンジニアを叶えた方法

そんな知能を期待されていない中、
自分はITエンジニアへ
就職を決めることができました。

こちらの記事で、
そのための方法を説明しています。

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技術職にたどり着ければ
月給が数万円は変わります。

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まとめ

  • 障害者向け作業所・訓練所では知能を期待されないよ

  • 大都市圏に数か所あるよ

  • 必ず見学をしましょう

障害者割引を活用して、金銭的負担を減らそう

現実の問題として、
障害者の金銭的事情はよくありません。

しかし、障害者割引を活用することで、
出費を大きく抑えることができる
ジャンルがあります。

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これを知っているだけで、
ピンポイントで割引を活用できます。

余裕で500円は取り返せる
内容となっていますので、
どうぞよろしくおねがいします。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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