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「IT特化訓練所」はITを教えてくれないぞ【体験談あります】

どうも、こんにちは!
半額です。

自分はIT業界で
障害者雇用のエンジニアとして
働いています。

障害者雇用で技術職として
働きたいと思う人は
少なくないと思います。

そして、Google検索で
調べてみると、
出てくるのは
「訓練でITを目指そう」
といった宣伝文句です。

その実態について
今回は書きます。

この記事を読むことで、
「障害者向け、
IT特化の訓練でIT業界を目指そう!」の
正体がわかります。


筆者について

  • 発達障害当事者

  • 公的・民間問わず多数の制度や割引を活用している

  • 職業に関する制度や給付を全力で活用して生活している

  • 福祉制度を探ることが趣味と化している

障害者向け職業訓練の正体

実は、この手の
「障害者を対象とした訓練」は
公的サービスを利用しています。

名前を「就労移行支援」といいます。

簡単に言えば、
訓練費用を自治体が負担してくれる
障害者向けの職業訓練所です。

ほぼすべての「IT特化」施設が「HTML」と「CSS」をアピールしている

この手の
「ITに特化した訓練」
のホームページをよく見ると、
ほぼすべてのページで
「HTML」「CSS」の
キーワードが登場します。

「HTMLとCSSを学んで
IT系、Web系に行こう!」
のような謳い文句です。

なんだか、すごそうな
コンピュータ言語の話に
見えるかもしれません。

そもそもHTMLとCSSはプログラミング言語ではない

ですが、これらは
「プログラミング言語」では
ありません。
どう頑張っても
1+1を計算できません。

これらは、
ブラウザで見るWebページの
構造やデザインを指示する
言語です。

ITエンジニアの領域ではなく、
どちらかというと
デザイナーさんの仕事です。

これをいくら学んでも、
ITのエンジニアにはなれないのです。

親切に、丁寧に教えてくれるわけではない

訓練所というと、
本格的な設備であったり、
すごい教材であったり、
詳しい講師であったり、
何かすごいものを
想像するかもしれません。

ただ、就労移行支援には、
そんなものはありません。

誰にでも手に入る
別に高価でもない教材を
それっぽく流用しているだけです。

自分が使った施設では、
Udemyの講座をありがたく
拝借していました。
セール時であれば、
1講座2000円くらいです。

そして、ほとんどの場合、
高度な知識や技術を教えてくれる
講師はいません。

「IT特化」の施設で
ITがわかる講師がいないのです。

ごくまれに、
ホームページ制作をしている
フリーランスの方と
提携していることがあります。

体験談:自分は訓練施設で、ほぼ独立して自学をしていた

自分はこの就労移行支援を
利用していたことがあります。

再就職を目指していて、
IT技術職一本で考えていました。

施設を選ぶとき、
ITの話にふれるページで
HTMLではなく、
プログラミングを主題とした
コースがあることが
決め手となりました。

しかし、実際に
施設で何をしていたかというと、
Udemyの講座を与えられて
他の利用者から独立して
自学に励んでいました。

当然、わからないところを質問する
講師はいません。
すべて自分で解決します。
(これはこれで重要なスキルなので、
ある意味で「訓練」といえる、
かもしれません。)

まあ、その後ちゃんと
ITエンジニアとして就職できたので
良かったんですけどね。

ただ、実はITエンジニアになるには近道になる方法がある

さて、ここまで散々に
訓練所を酷評してきました。

ですが、自分は
この訓練所から「ある方法」で
ITエンジニアとして就職しているのです。

本気で技術職を狙いたい方は
こちらの記事をご購入ください。

そのための方法を、丁寧に説明しています。

相応の価格ですが、
技術職にたどり着ければ
月給が数万円は変わります。

正面から無策に挑戦すると、
月1回のチャンスに命中率1%で挑むような
無理ゲーが待っています。


まとめ

  • 障害者向けの職業訓練があるよ(就労移行支援)

  • やたらとアピールされる「HTMLとCSS」はプログラミングではないよ

  • すごい施設や教材、講師はないよ

障害者割引を活用して、金銭的負担を減らそう

現実の問題として、
障害者の金銭的事情はよくありません。

しかし、障害者割引を活用することで、
出費を大きく抑えることができる
ジャンルがあります。

500円の有料記事となっていますが、
これを知っているだけで、
ピンポイントで割引を活用できます。

余裕で500円は取り返せる
内容となっていますので、
どうぞよろしくおねがいします。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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