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安くても幸せを感じる体質&『お金で幸せを買う』#39


『時間最短化、成果最大化の法則』 45の思考のインストールの行動実験中! day39

 今週末は、家族で軽井沢へ旅行に行ってきました。おそらく、中高生以来、20年以上は行っておらず「別荘地」と「軽井沢銀座」という記憶しかなかったので、だいぶ変わっていてビックリ。あいにくの、ぶっ通しで雨だったので、天候が良い時に再訪してみたいです。

 帰りに「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」というアウトレットに寄ったのですが、ブランドショップが並んでいたり、高そうなお値段のレストランがあったり、それなりの価格帯であろうペットのワンちゃんとショッピングしていたり、雨天にも関わらず、賑わっていました。

 私自身は、服は「暖を取れて、着れればいいかな~」、食は「健康に良くて、筋肉のためにタンパク質がそれなりに取れればいいな~」、車は所有することなく「レンタカーで十分だな~」という思考なので、
ブランドショップや高そうなレストランに心が惹かれることはなく、
アウトレットでアンテナが立ったのは、軽井沢で有名な「ミカドコーヒー」と長野で有名な伊那食品工業の「かんてんぱぱショップ」くらいです。
せっかくなので、「ミカドコーヒー」の450円の「本日の珈琲」を堪能しました。(すぐ横にセブンイレブンがあり、そちらのコーヒーでいいかなと迷いましたが、踏みとどまりました笑)

 今日、改めて感じたことは、幸せでいられるためのコストをできるだけ抑えて、「安く済む人間」でありたいなと。

 ブランド品、高級車、高級レストランなども、もちろん欲求を満たして、原動力となり得るとは思いますが、満足感がそこまで継続するとも思えないですし、一度、味わってしまうと、元に戻るのは難しくなってしまいそうです。少なくとも、私はその世界に足を踏み入れる自信がないです…

 旅行に行くにも、それなりの出費はありますので、「お金で幸せを買える」というのは現実なので、もちろん収入を増やす努力をしていき、選択肢は増やせるようにしていきたいですが、同時に、安くても幸せを感じられる体質を身に纏っていきたいものです。
体質改善しないまま収入を増やしていっても、入る分だけ出て行ってしまうのが世の常です。

『時間最短化、成果最大化の法則』の「お金で幸せを買う法則」でも収入が増えていったときの、支出のバランスについて分かりやすく解説されています。

「お金は額面よりバランスが大事」
ほとんどの人は収入の額面が増えても、強く意識しないと「お金の使い道の比率」は変わらない。
たとえば、月収20万円の人の支出比率を調べたら、次のようになったとしよう。
預貯金10%=2万円
家賃等30%=6万円
食費15%=3万円
衣料品等15%=3万円
その他30%=6万円

この人の月収が30万円に上がったときの支出比率は次のようになる。
預貯金10%=3万円
家賃等30%=9万円
食費15%=4.5万円
衣料品等15%=4.5万円
その他30%=9万円

あなたが「お金が足りない」と思っている場合、今のお金の使い方をしている限り、いつまでもゆとりはできない。
逆に、お金の使い方やバランスを変えれば、収入が増えなくてもゆとりができる。

引用:『時間最短化、成果最大化の法則』

 今日感じたことと、これを読んで、改めて自分の損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)を見直してみました。うっかり増えているなと思うものもあったので、0ベースで考えて、本当に幸せ(今、および、未来の幸せ)につながっていくかどうかという目線で支出のバランスを変えていこうと思います。

そのうえで、稲盛和夫氏のエピソードは背筋をピンとしてくれます。

 貧乏性なのでしょう。よく吉野家に行って牛丼の並を食べるわけです。毎晩5千円から1万円程度の食事を十年続けたって、私にとっては何でもないはずなのに、それは死んでもできなというくらい怖いことなのです。お金がないから怖いのではなくて、毎晩そんな高価な食事を平気で取れる神経が信じられない。
会社をつくった当初は、おそらく倹約を旨として経営に当たっていても、成功し、ぜいたくをしても大丈夫だという経済的な裏づけができてくると、ぜいたくが身についていく。人間というものは、そうやってだんだん考え方が変わってしまう。

 個人においても、会社経営においても、収入が増えていくと、つい油断が生じて、生活水準を引き上げたり、「贅沢」をしてしまいがち。たまにであればいいものの習慣的になって、支出が固定化していってしまうケースはよくあります。固定費が膨らむことによって、損益分岐点が逃げていってしまいます。

 そうならないためにも、収支状況を定点観測して、
「吾唯足知」(われ、ただ足るを知る)
を胸に刻んで過ごしていこうと思います。


【今日の習慣】
収支を定点観測する


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