四十而不惑。「何をしたいか」ではなく「どうありたいか」で迷いがなくなる。【65号】
子曰、
「吾十有五而志于学。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。
六十而耳順。七十而従心所欲、不踰矩」。
今日で無事に40歳を迎えることができました。
20代の時に毎朝「論語1日1話」を読んでいた時期がありまして、大半は忘れてしまいましたが、上記の言葉は強く印象に残っていて、自分の年を重ねるうえで、どうあるべきかの指針の1つになっています。
冒頭の文章を訳すると、以下のようになります。
15歳・・・学問に志を立てる
30歳・・・基礎ができて自立
40歳・・・まどうことがなく、心に迷いがない
50歳・・・天が自分に与えた使命を自覚
60歳・・・人の言うことがなんでも素直に理解できる
70歳・・・自分のしたいと思うことをそのままやっても、
人の道を踏みはずすことがなくなった
今の会社には25歳の時に転職して入って、今月末でちょうど15年になりますが、つくづく良い会社に入ったなと、運の良さに感謝しています。
転職当時、会計業界のことを全く知らず、未経験・無資格でも募集しているところも限られており、未経験の自分がたまたま条件に合うところを受けたら、運よく採用していただきました。
25歳で転職して、最初の5年間はとにかく「量稽古」「量質転化」を重要視して、ひたすら仕事、ひたすら勉強、ひたすら読書しました。ひたすらエナジードリンクも飲んでいました(汗) 今は、健康的に青汁です笑
結果的に、30歳の頃には社会人としても、会計人としても基礎が出来て、お客様のお役に立つことや喜んでいただく機会も増えてきたように思います。論語にあるように「30にして立つ」でようやく自立できた感覚はありました。
その後、今に至る10年間は、順調に成長の機会に恵まれつつも、
「このままでいいんだろうか」「転職しようかな」「頑張って独立してみようかな」「自分のやりたいことは一体何だろう」などなど『迷う』ことが数多くありました。
でも、40歳を迎える間に、会社の創業者・社長、上司、同僚、後輩、お客様、勉強会での恩師や仲間、家族などの人間関係を通じて、育てていただき迷いはなくなりました。
会社の志(パーパス)である
「日本中の中小企業を元気にし、そこで働く社員と家族を幸せにする」
自分自身のbeing目標
「自分自身が実践者として、変化・成長を楽しみながら「ザ・ベスト」を更新し続ける。それを共有・発信して、他者が成長・充実するための環境習慣を創造・提供して貢献する」
の両方を実現できることにチャレンジし続けるのであれば、どんな形であれ良しとして、「何をやるか」ということには固執せずに、「どうありたいか」をベースに時代の変化に適応していこうと決意が固まっています!!
先日発表された「会計事務所の事務所規模ランキング2022年」では、今の会社は全国で14位ですが、
「お客様から喜ばれる数の多い会計事務所」として1位になることを目指しています。
40代はその一助をしっかりと担っていこうと思います。
【今日の習慣】
会社の志と個人のbeing目標の両方を実現する目標に「迷うことなく」邁進する
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