小田急線とBoogie Nights
「家どこだっけ??」
「私、秦野」
「あ、じゃあ逆だね。俺は代々木上原」
「またね。また連絡する」
「うん、またね。またあそぼ??」
「もちろん」
「そのストラップ可愛いん」
「ありがと」
「どこで買ったの」
「修学旅行の時、京都で」
「いいね〜京都行きたいなあ」
「行っちゃう???」
誰と、とは言えなかった。言える筈もなかったのだ。
don'tじゃない。can'tだ。
「待ってやば、快速急行来る」
駆け出した右脚とワンピースが車窓に映る。
21時の相模大野
僕らは、すれ違い、重なり合っていく。
5/11(Tue)
プロローグ
恋愛に限らない。
友達、恋人、先輩、先生に別れの手を振るその一瞬。
悲しみが込み上げてくる。
でも大丈夫。きっと未来で会える。
それまで、オンデマンドとバイト、みんながんばりましょう。
会えた時の嬉しさは、格別だと思うので。
またね、会うよ〜!!
いつも見てくださってる皆さん本当にありがとうございます🙏
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