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三休にてローゼルジャム作り|REACH×三休

 こんにちは。REACHの西﨑です。8月24日、カフェ事業も行っている就労継続支援B型事業所の三休-THANK YOU!!-にて就労作業をしました!
今回参加したのは私とりんちゃんと、三休に初めて訪れるさよちゃんの1回生3人で行きました。

 まずは軽く自己紹介した後、掃除機をかけたりトイレ掃除をしたりして施設の掃除からスタート。さよちゃんはまだ緊張気味な様子.…といっても実は私も先輩がいない活動は初めてでとても緊張していました.…!!が、三休のNさんに声をかけていただいて少しずつ緊張がほぐれていきました(,,^U^,,)~♪

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 掃除が済んだお次はメインの作業開始です!3人で担当を分けてそれぞれの持ち場に就きます。私はカフェで最近出たばかりの新メニュー「ローゼルソーダ」のローゼルジャム作りを担当しました。教えてくださったのは2か月前に三休に来たばかりのMさん。レシピの書かれた紙を2人で何度も確認しながら作っていきます。途中分量がわからなくなったり、確認していたにも関わらず手順を間違えかけたり、慣れないIHコンロに戸惑いながらもなんとか完成することができました!ただ、嬉しいことにずっと楽しく話しながら作業していたので手が止まることもしばしば.…ジャムが焦げなくて本当によかったです^^;

(写真は今回作ったローゼルジャムを使ったローゼルソーダと、三休メンバーのUちゃん作:パウンドケーキにローゼルジャムを添えたもの ※作業後の休憩にみんなで美味しくいただきました!)

 作業中は私の地元である奈良のことで会話が弾んで親近感が湧いたり、将来の夢についてアドバイスを頂けたりして、とても楽しかったです。また楽しかっただけでなく、REACHの活動にぜひ活かしたいお話も聞くことができました。

 まず一つ、Mさんは視覚障がい者は道を確かめるために”あるもの”を利用しているといいました。それは”飲食店の匂い”です。Mさん曰く、目が見えない方は嗅覚や聴覚が一般の人より優れているために、歩き慣れている道では飲食店の匂いを頼りに道が合っているかの確認をすることがあるそうです。しかしコロナ渦による飲食店の閉業や時短営業によって、その確認ができないという話を聞いたそうです。私たちが今まで活動で目を向けてきたのは点字ブロック、階段、横断歩道や踏切などの目が見えないことで生じる危険であったり障がい者のために作られたものについてが多いです。お話を聞いて、視覚障がい者の”視覚”以外の感覚に着目して当事者の日常を考えてみるのも良いと思いました。

 もう一つは点字についてです。Mさんはある方と名刺を交換した際に、名刺に点字がついていて、誰に渡しても伝わる名刺作りの工夫に「おっ」と思わされたようです。REACHは視覚障害についても活動していて、当事者の方と触れ合う機会も多いです。私もREACHの個人名刺に名前だけでも点字を付ければ、活動に対してより意義のある名刺になると思いました。Mさんもそれに大賛成してくださいました。実際に点字キットを使って自分たちで名刺に点字を付けることになったので、とても楽しみにしています。Mさんのようなこういう出会いを一つ一つ大切に、REACHの活動を頑張っていきたいと思いました。

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 続いてさよちゃんの活動です。さよちゃんは今回三休の農園で使う支柱を束にまとめる作業と、重たい段ボールの箱を二階に持って上がる作業を頑張ってくれました!!段ボールは1個で10キロ近くあるものを全部で17箱、4人がバケツリレー方式で一致団結しながら運んだそうです(×ㇸ×;)…作業の感想を聞いたところ、

さよちゃん『黙々と作業されていたが時々声を掛け合ったりして会話を大切にされていた。今回初めての三休さんで馴染めるか不安だったけど、皆すごく優しく教えてくださってすぐに馴染むことができて楽しかったし、ずっと前からいたような気分になりました。』

と、印象に残ったのは私が三休の就労作業に初めて参加した時と同じく、「三休メンバーの温かさ」だったようです。全員の作業がそれぞれ終了して休憩した後に、三休の二階にあるJAMMINで三休メンバーがユニフォーム作りを体験しました。そのときにも三休のメンバーさんが一人ずつ体験しているときに、優しく見守っていたり上手くできたら拍手したり、みんなで褒めあう様子が温かくて印象的だったそうです。私も本当にそう思います.…!三休の温かくて優しい空気感大好きです.…!!さよちゃんにも初回からこの三休の魅力を感じてもらえてうれしかったです(,,^^,,)


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さて、最後はりんちゃんの活動です。りんちゃんは室内でチラシ折りの作業をしてくれました!カフェのカウンター越しに見てたからよく見えなかったけど、チラシを折る作業を500部くらいやってくれていたみたいです。たまに笑い声が聞こえたりして、私とMさんも実は微笑ましくみてました^^。りんちゃんの感想はどうだったかな?

りんちゃん『こういう作業結構好きで、ほとんど話すことなく黙々とやってしまっていたけれど、時々メンバーさんが話しかけてくださって嬉しかった。他愛もない会話に混ぜてくださったり、メンバーさんの日常の会話を聞くことができたりしてすごくいい時間だった。ずっと一緒に作業していたけどほとんどお話できなかったOさんが、帰るときにYさんと一緒に手を振ってくれたのがめちゃくちゃ嬉しかった』

ひたすら同じ作業を繰り返すお仕事なのでついつい作業に夢中になりがち。わかる、とてもわかる(((‐v‐,,)。メンバーさんとの交流も作業中にお話しできなかった時に寂しいと思えることは素敵だと思いますし、帰り際に挨拶じゃなく手を振っていただけた、というのもとても嬉しいですね。

また回を重ねるごとにメンバーさんと仲良くなって、個人間での会話も増やしていきたいです、お疲れさまでした!!


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