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宴会が始まると、バイトの足が少し速くなる。

むかーしむかし、わたしが居酒屋のバイトをしていた時のこと。

その店は学生街にある個人経営の居酒屋で、大学のいろんなサークルが、団体単位でひいきにしている店でした。

当然、何かサークルでイベントがあれば、うちの居酒屋で打ち上げをやったりもするわけです。

大学主催の文化祭なんかがあったりする日には、いろんなサークルがこぞって予約を入れてくるので、宴会が終わったらすぐ片付けてまた宴会、なんて日もありました。(今はコロナでそういうのがなくなって少し寂しい)

あのせわしなさの中で、ワタワタするのがすごく大変だったけど、みんなで力を合わせて1つの敵(敵じゃないんだけどね、お客さん)に立ち向かっている感がわたしは好きでした。


で、ある時、そういう宴会をしている中で気づいたことがあったんです。

それがタイトルにもある通り、「宴会が始まると、バイトの足が少し早くなる」なんです。

ほら、大学生の宴会ってコールとかすごいじゃないですか。手拍子とかして、みんなで一体となって飲むみたいな。

あれを眺めてるの面白かったですけど、いざあの雰囲気を感じながら仕事してると、時々「自分急いてるな~」って思うことがあったんです。

それで周りを見てみたら、みんなもちょっとだけいつもより速くなってる。そこまで仕事量があるわけじゃなくても、お店全体の流れが速くなってる感じがありました。

やっぱり肌で感じる雰囲気や流れって、すごく人の行動に影響を与えるんだなぁと思いました。

まあ、バイト生の会議でその辺意識した方がいいかもって言ったら全然共感してもらえなかったので、普通なら考えない無意識的なことなのかもしれませんがw


わたしはその流れを感じやすく、同時に飲み込まれやすい性質なのかもしれません。まあしょうがないねw

でも、時にうまく使い、時にいなしながら、自分のペースも大切に生きていけたらいいなと思うこの頃でした。


めんどくさいから早くアニメ見たいw

あ、アイスも食べたいな。


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