クラシックネガから子離れしよう
クラシックネガはパワーがある
皆さん、クラシックネガは好きですか?
私もとても好きです。
特に、GFXのクラシックネガは至高としか言えないほどに素晴らしい。
Xよりもシャドウの緑っぽさが抑えられ、露光をあげればふんわりと暖かく、露光を下げればグッと閉まってくる。
コントラストの狭さと、GFXのダイナミックレンジの広さが相まって非常に繊細な表現をしてくれる!
かくいう私も、レタッチをする時はクラシックネガベースに行います。
ゆえに、クラシックネガはパワーがある。
見る人も撮る人も引き込むような、パワーがある。
クラシックネガをかければ、写真がクラシックネガ色に染まっていくような力がある。
だからこそ、今日はクラシックネガから離れて色編集をしたい。
意識するポイント
・コントラストは大事にする
→ コントラストをあまり広く取りすぎると、絵に閉まりがないので、立体感を出すためにも特にシャドウ域をしっかり閉める。
方法: 黒レベルを落とす & トーンカーブの調整
・温度感を少し暖色寄りへ
→ シャドウを寒色に振りがちだったクラシックネガとは異なり、写真の持つ色感を適正値に戻す方向性で。
方法: 色温度、色かぶり補正を調節する
・ただ、コントラストをバキバキにしないで、少しだけ画面を汚す
→ GFXだと解像度が高いので、レタッチで少しだけ画面を汚すと、絵に奥行が出やすい。加えて、「綺麗すぎる」写真にならずに済む。
方法: トーンカーブでシャドウ域を持ち上げてフェードをかける & かすみの除去をマイナスに
レタッチしたぜ!
ここら辺を意識してレタッチしてみました。
Lightroom Classic を使用しています。
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