見出し画像

X-Pro3とAi Nikkor 50mmf1.4に桃源郷があった

はじめに

Ai Nikkor 50mmf1.4/S は、Nikon New FM2などにつけられるフィルムカメラの時代に使用されていたレンズになります。
いわゆるオールドレンズです。

Nikon New FM2を使っていた頃も、写りがとても好きだったので、フジにつけてみようと思い立ち、装着してみました。めちゃいいですよね、この写真()

Nikon NewFM2

使用感

つけて見た感じ、Pro3との相性はめちゃくちゃ良いですね。Pro3もフィルムのレンジファインダー機にデザインが似てるのもありますし、サイズ感もぴったりです。

ピントリングもサラサラ動くので、遠景から近景までぐっとピント移動も早くできます。

ちなみに、マニュアルフォーカスアシストは使わない派です。ピントを追い込むことよりも、ピントがすーっと合っていく感覚を楽しみたい部分が強いからです。
ピーキングの色が邪魔になってしまうので。。

住んでいる街の裏山に登って

裏山っていう響き、いいですよね。私の住む街には裏山があって、自然派の子供の遊び場です。
私も祖父が元気だった頃はよく遊びに行ってました。

大人になってすっかり行かなくなってしまいましたが、なんだかこのレンズをつけてファインダーを覗いた時に、光が溢れる感じがすごく懐かしい感じがして、吸い込まれるように裏山へ行こうと思い立ちました。

そこまでの道すがらと裏山での景色をぜひ見ていってください。そしてそれをNikkorはどう写すのでしょうか。

所感

基本はクラシックネガを元に撮影し、調整した物になっていますが、クラシックネガとの相性はやはり抜群ですね。
クラシックネガはシャドウがくっきりめに出る印象ですが、オールドレンズの光をふわっと取り入れてくれる感じのおかげで、クラシックネガが強すぎず程よく出てくれています。

ぱっと見た感じの雰囲気は、絵に近いものを感じました。ピントがパキッとしてないからこそ、遠景との差別化がしなくて、曖昧でいいよって語ってくれてる感じ。

このレンズ、かなり寄れるので、ぐっと被写体に近寄って、そこに写るものをそのまんま撮れば絵になってくれるなという印象。

雰囲気のある演出をしてくれるだけでなく、写真に独特な力を持たせたい時にはもってこいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?