映画感想「バーレスク」歌って踊って恋して

名作って言われる映画は、ただ観たってだけで終わらせたくない。なので純粋に楽しむというより、場面や登場人物の背景を想像しながら観る。それ踏まえながらラストまで閲覧。

あらすじ

舞台はLAのショークラブ。
田舎から夢を求めて都会に出てきた主人公アリ。
ある時、ふと立ち寄ったショークラブで、華やかなダンスショーが行われていた。そのパフォーマンスに胸を打たれた彼女は、押しかける形でそのクラブで働くことを決意する。

この映画の良い所

1.華やかなダンス
ミュージカル映画だけあって、2時間弱のうち8割は歌って踊りっぱなし。主人公アリを演じるクリスティーナ・アギレラの多彩なダンスパフォーマンスは圧巻。やっぱりプロの大スターは凄いと感じる。

2.軽い気持ちで見れる恋愛模様
背景が背景だけに荒れた人間関係や恋愛が展開されそうだが、この映画はそんな場面はあまりない。やはりダンスがメインなのでそういった描写は必要ないからなのか。
さくっと展開が進んでダンスに入る。わかりやすいね。

ただ、さっくりしすぎてラストは「ん?」となった。
ネタバレになってしまうが、婚約破棄したと主人公を騙してた割にあっさり片付いたなと。

「もうアイツとは別れたから!お前しかいないから!」

これを言われて女性は嬉しいもんなのかな?

「まあ素敵。これから私達の新しい恋が始まるのね!」

こうなるのかな?
個人的には「えーそんな簡単に許しちゃうのか」っていうのが正直な感想。

良いなと思ったセリフ

「私はロサンゼルスで2番目に美しい絶景を手に入れたよ」
「1番は・・・・・」


恋敵マーカスの台詞なんだけど、美しい夜景をバックにこれ言われてドキっとしない女性おらんやろと。
しかもその後、アリがすれ違った女性を見てつぶやいた「あの靴ステキ」という独り言をしっかり聞いていて、同じものをプレゼントとして贈るというパーフェクトぶり。そりゃ若い女の子はクラっときますわな。

この映画のオススメしたいところ

とにかくダンス!歌!
これに尽きる。長いPVを観てるような感じじゃないかな。常に激しく動き回ってるので見てて飽きない。
ダンス音楽は正直興味はないんだけど、この映画を観てると「ああ、こんなダンスクラブなら行ってみたいな」と思う。

興味を惹かれて調べてみたところ、どうやら日本の六本木にもバーレスクがあるらしい。酒が高い・・・・どんなセレブが集まってるのかね。
ただ、なんかアイドルっぽい気もする。



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