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埃及が気になる、そしてウクライナとイスラエル・ガザ戦争も。

孫たちが北アフリカ埃及に行くのを
心待ちにしている爺さん、婆さんがいる。
ぬるま湯の大和・平和村から出かければ、どこも難しい国になるのは当たり前だ。
そういう意味で、これまでやさしく可愛がられてきた孫たちが
大変な環境に遭遇し、何かを考え、苦労感じつつ育っていくことを、願っている。健康で元気に3年間を過ごすように祈るのみだ。

エジプトの人口では30歳未満の若い世代が、全人口の50%以上を占めるが、かの国についての初情報、
驚いた。
若い世代がそんなに多くを占めるならば、わが村落共同体の政とは全く違う政治と国民経済の光景が予想される。
政治の安定もジェットコースターのようにアップダウンが激しかろう。

埃及は、一度観光で訪れたが、帰国後15年もたって
2011年にアラブの春の魁で、民主化という運動を若者が押し
比較的安定した形で実現するも、つかの間、選挙で選ばれた新しい政権が
国民の支持を失うのも早く、
中立を保っていた軍隊が介入し、今は軍人政権となったが第二の情報。
難しさは変わらない。

中東・アラブ専門家はいう、
①     民主化の動き(「アラブの春」騒動再来)→米軍頼らずの動き
②     国内のイスラム主義強化の動き
<聞けばムスリム同胞団はエジプトで生まれた、
今話題のハマスもムスリム同胞団のガザ支部の位置付けにある)
この国はイスラム主義で、まとまっていくのだろう。
③     若者比率が全人口の60%占める、若い力の国だ。彼らの動きを注視する必要がある。
以上のポイントに気を付けながら、エジプトのこれからを見守っていこう。

思えば欧州戦線;ウクライナ=スラブについても、我々は知らないことが多い(「百万本の薔薇」しか知らなかったが)
アフリカについては、多くの日本人がほんとに知らないのレベルではなかろうか。
そういう意味で
アフリカについては、特にエジプトは「ODA」。
元宰相の安倍晋三による
「安倍イニシアティブ」政策
(アフリカの人材育成、主に幹部候補レベル)は画期的なものと
言っていい。アフリカの人材を育成しようというまっとうな政策だ。

外交音痴の岸田その後総裁(元外務大臣)は、
それに乗っかっていきなさい。
それにしても、欧州による「アフリカ植民地支配」体制は
しぶとく生き残っている。
世界は気を付けて、正しく見守っていく必要がある。
ブルキナファッソ、ニジェール騒動等、フランスの今の混乱はどうしたものか?
政府と一緒になりNPO団体がアフリカ人民をボートに乗せ、北アフリカからフランス国へ移民として大量に乗せ、安い労働者として
フランスの繁栄に組み込んでいる、
こういう「文化大国フランス」とは何だ。
モナリザの微笑は誰のためにある?

きけばフランス国のどの町にも、一般フランス人の住むエリアと移民の住む汚い危険な地区が分けて設定されているという。
そして、アフリカ西側の旧フランス植民地の実態は如何か。
昔高校時代、水色の「山川出版」教科書で如何習ったかは忘れたが、
今はフランスのために西アフリカの少年少女たちの多くが
希少貴金属、天然資源発掘の為奴隷的労働の条件にあると報道されている。

之じゃ、G7-戦勝国たちよ、
今一度あなたたちの政治、「支配―被支配」構造を客観的に見させてもらい
世界はしっかり判断する必要があるのではないか。

安倍晋三イニシアティブで
人材育成プログラムがあり、
伝統的なJICAプログラム「TICAD;アフリカ開発東京会議」
でいくら日本が頑張っても、
大衆レベルで西欧による支配構造が頑として残っている構造を忘れまいぞ。
歴史を振り返れば、
人種差別撤廃を1919年国際連盟の会議で世界に呼びかけた日本国
(国際連盟は多数決で一旦は「人種差別反対」を通したが、
米国英国が力ずくで反対した。)として、何らかの手を打つ必要があるのではないか?

岸田親分は、G-7のケツの後を追いかけて、「私共は先進国」ですと
言ってるだけでは許されまいぞ。
3年目に入った欧州戦線では、
ウクライナ戦役は間違いなくアングロサクソン民族
(英国・米国)が、戦争は儲かるわいといってウクライナに代理戦争をさせて、EUは従わせ、無駄なウクライナ国民の命・犠牲者数を
増やしていいくだけの戦争・継続戦に持っていくだろう、こちらも
体を張って止めなくちゃ。

そしてイスラエル戦争。
此方は米国がイスラエルによるガザ市民のジェノサイド的殺りく行為を
黙認。パレスチナ人は最後はエジプトのシナイ半島に追い出される
未来が見えている。
今後は埃及問題が大きくクローズアップされるだろう。

ムラオサの文雄さん、頼みます、そして我らの
報道機関も頑張ってよ、
声を大にして停戦を叫ばなければならない、
NHKは何をウクライナに対する西側の武器支援を
問題なき事のように報道するのか、イスラエルのジェノサイドを
他人事のように報道しているのか。
ジャーナリズムの魂は奈辺にありや。

大和村の主権者・国民の力結集しての
自由と民主主義への踏ん張りどころが、
見せ所が来ている。


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