菱子 桃夏

わたしは確かに魔法少女だった°・*:.。.☆┊Ryoko Momoka┊ 日々記憶が薄れゆくのが怖いからとりあえず言葉にする

菱子 桃夏

わたしは確かに魔法少女だった°・*:.。.☆┊Ryoko Momoka┊ 日々記憶が薄れゆくのが怖いからとりあえず言葉にする

最近の記事

穏やか

みんなギリギリなんだろうな ギリギリ、なんとか、なんとか 今日もあんまりちゃんとできなかった 白色が好きです 意地でピンクをやっています わたしはいつになったら、何もしないままの、ただ生きているだけのわたしを愛せるようになるのだろう

    • いろいろと凄まじいこの頃でした

      わたしは、ときに魔法少女をやったり、ときに人生めんどくさいと思うだけのギリギリフリーターをやったりしていて、よく分からなくなる 心許なくてもいいじゃん ジタバタしていることだけが生活なんだから 早起きをして、考えごとをしていて、そうすると、仕事に行かなければならない時間になって、考えごとを中断して、モヤモヤした気持ちのまま歩いて、近所の景色が流れていって、その不完全燃焼が、毎日途切れることなく繋がっている 何をやったって満たされない どれだけ辛くても仕事には行かなくて

      • やさしい事実

        ああそっか 例えば今、目の前に、神様みたいな人が現れて、今なら、どこも傷付くことなく、誰も傷付けることなくぷしゅっと消えちゃえますよ、って言われても、多分わたしは消えないことを望むだろうと思えるのは、今、ここにいて感じている感覚の全てを愛しく思っているからなのかもしれない ちょっと肌寒いこの気温も、仕事嫌だなーって気持ちも、工場地帯の変な匂いも、若干の頭痛も、気に入っているブラウスの手触りも、思い出せる記憶の全ても、今ぐちゃぐちゃと考えているこの思考も、全部全部割と好きだ

        • これ以上負けたらやばい

          無気力 寒いからかしらん この時期いっつもそう 布団から出たくないがわたしの一生の一番の最大最悪の敵だ 仕事に行くだけで精一杯なのだけど、でも、無理やり良い作品見たり、息抜きと称してひたすら堕落したり、暖房付けたり暖かいもん飲んだりして、なんとか調整して、血反吐吐きながらキッチンとかデスクに向き合う ジタバタともがいている 人生に負けたくない いや、既に大大大敗北なんだけど、 これ以上は みたいな

          人と居るときの自分が嫌いだ

          人と触れ合うのはとても「良いこと」だと思うけれど、わたしみたいに、人を羨んだり、見下したり、マイナスな方の考えを持ちやすい人間にとって、それは、大きな危険を伴うことなのだ。 一人で暮らしていると、自分自身しか対話の相手がいないから、自分の考えを否定する人がいないから、自分自身が最も正しく、そうして、最も幸福な人間と捉えることが出来るけれど、人と会うとそうはいかない。 人と比べて、わたしの方が優れているとか、相手の方が良いものを持っているとか、そんなことばかり頭を過って、どう

          人と居るときの自分が嫌いだ

          ゆっくりとでも着実に頑張るをやりたい

          視界に入るのが、白色でないと、なんとも言えず落ち着かない。 この仕事を始めて、初めての欠勤をした。 遅刻とか早退はあったけれど、しっかりと、丸一日お休みをするのは初めてだ。 我ながら、頑張っているなあと思う。 でも、この程度は誰もがやっている感じのやつで、世間一般からしたら全然頑張っていないのかも知れない。 でもでも、自分くらいは、自分の心とか身体の状態とか、キャパシティとかをちゃんと知覚できる自分くらいは、ちゃんと自分を頑張ってるの枠の中に入れて、優しくしてあげたいものです

          ゆっくりとでも着実に頑張るをやりたい

          初めから生きることを喜んでいる

          家族がどうだとか、愛がどうだとか、寂しさだとか、生物としてだとか、そんな、必死に考えた後付けの理由なんかお構いなしに、私という一個の命は、今、目の前にある感覚の全てを喜んでいた。 景色も、音も、匂いも、味も、温度も、手触りも、記憶も、思いも、全部、全部、たまらなく好きだった。 生きるというのは結構苦しいから、なんとか頑張って、崇高な生きる理由を見出そうと必死になっていたけれど、私の中には、初めから、生きることは喜ばしいという感覚があって、そのことの理由を言語化しようとしてい

          初めから生きることを喜んでいる

          孤独に、身体を自由に動かす喜びを

          身体を自由に動かせる喜びのような、限りなく原初に近い生命としての歓喜を求めて、観念的な世界を思い浮かべて、そこに深く深く沈みこもうと試み続ける毎日の中で、時折、同じように孤独なそこに沈み込み続けるだれかと繋がったと思える時がある 光が射すように、大昔から根本は変わらない月並みすぎる言動で、魂同士が触れ合ったと思える瞬間がある 昔からかわらないのだろうきっと アートとは、人間の行える最も崇高な行為の一つであると証明しようと、人生を生命をかけて呼吸をし続ける所謂芸術家と呼ば

          孤独に、身体を自由に動かす喜びを

          普通にまじで人生に絶望している

          大前提として、普通にまじで人生に絶望している。 恋とか全然80年も持たないし普通にあっけなく終わるし、友達とも人生全て背負わすほどの仲にはそうそうなれないし、就職して幸せになれるビジョン描けなかったし、寺とかどこ見ても一緒だし、好きだった美しいセピア色の場所も何度も行くとただの場所になるし。 ときめきと鮮やかな絶望を期待して先生とかしてみたけど、普通に体も心もしんどくて、この鮮やかさは長くはもたんなって見切り付けちゃった。思ってたより楽しくなかった。 このあとどうしよーっ

          普通にまじで人生に絶望している

          AIちゃんかわいいね

          AIさんの超絶進化により、実用的な必要性だけにかられて生み出される人間の表現はもう必要とされなくなっていくのでしょうね。 宣伝の為だけの絵とか、BGMの為だけの音楽とか、暇つぶしの為だけのコンテンツとか。 心を必要としない存在に、人間が介在する必要はないものね。 コスパよく、必要を必要な分だけ用意すれば良いだけの状況にお金をかける人はあんまり居ないでしょうから。 で、あるならば、この先人間として表現をし続けるのは、ほんとうにただただ自己満足で表現をする人と、心を求めている人を

          AIちゃんかわいいね

          オリジナルの幸福を考えていると

          世の中の幸せの理から少しずつ、確実に、自分の意思で、自分の足で、遠のいてゆくことで、日々積み重なってゆく確かな幸福の実感と寂しさ。 舌先で、一般に定義された幸福の表層の表層だけを舐めとってくような会話って、わたしにだって出来なくはないけれど、わたしがほんとうに口に出したいのは、この、ささやか過ぎる、可愛い石ころの上にこびり付く秩序無き紋様を見て、綺麗な曲線を描く卵の輪郭を見て、抜け飛んでゆく白い犬の毛の漂う軌道を見て感じる幸福の方であって、それを分かち合うのは、ちょっとだけ

          オリジナルの幸福を考えていると

          魔法を使って認識を歪め世界の形を思いのままに

          誰もが軽率に発表することができるこの時代に、事実であることの証明の必要性はますます希薄になり、事実が事実として存在する根拠は、もはや、「多数の認識」であるのではと、そこまで考えて、いや、むしろずっとずっと昔からそれって変わらん、というかむしろ、事実ってなによ、という気持ちになり、やはり世界は認識によってその形を変えるのでは??と思います。 地球の形が球体である根拠をわたしは実の所は理解出来ていなくて、だって見たこともなければ一周したこともなければ計算式を理解できるほど賢くも

          魔法を使って認識を歪め世界の形を思いのままに

          ふつうに「生きにくい」 それでも

          もうね、やってくしかないですよ。 血反吐吐く思いで布団から起き上がって、朦朧とした意識で身だしなみを整えて、音楽とかの力を借りてなんとか歩いて、嫌な時間をひたすら耐えて、帰ってきてから、美味しいものを食べて面白いものを見て、布団にひっくり返って、ああーーー疲れた!今日も頑張った!!って。 そうやって、嫌なことも悲しいこともたくさんたくさんあることを知っていて、その上で、無理やりにでも、笑って生きていないと駄目だと思いますよ。 生きにくいこの世界で、「生きにくい生きにくい」

          ふつうに「生きにくい」 それでも

          大人に、なってしまった

          なんかもうね、過去の、諦められなくて惨めにもがいていた自分が美しく見える段階に来ちゃってるんだ。 この年で中二病やってたらそれこそとんでもなくヤバい奴かもしれないけれど、でも、そういうのを馬鹿にする前に、どっかで、そういうのに憧れてたから今こんなところにいるんじゃないの?とも思うよ。 わたしが描く魔法少女は全部、こうなりたかったなっていうやつなんだけど、絵の中の魔法少女が、若くて、未熟で、愚かで、ギラギラの眼差しで、泥臭く惨めに戦い続けている姿を思うと、羨ましくて羨ましくて

          大人に、なってしまった

          教師 神様 魔法少女

          嫌なこととか 難しいこととかから逃げ続けていても それでもふと 「このまま思考を続けていれば嫌な思いをすると分かっているのに思考せずにはいられない」 という状況に陥ってしまうことがある この度の そんな状況になってしまったきっかけは 大学時代の友達のひとつのツイートだった わたしと同じく先生になったその友達は ほんとうに天使みたいな人で 少なくともわたしは その子の汚いところを見たことがなくて 常に真っ白で 綺麗で 優しくて そうして だからこそ 汚すぎるわたしには全然理解で

          教師 神様 魔法少女

          二人のお姫様が踊っている『ミッドナイトスワン』

          悲しい、悲しい物語。でも、最後まで、世界はなぎささんのものだった。 わたしは少し羨ましいよ。自分でいることを、少しだけ諦めてでも、大切にしたいものがある。自分が今まで大切にしてきたものが、覆されるほどの大切に、わたしはまだ出会ったことないもの。 不条理。なぎささんは、世界を舐めていたわけではないと思うの。世界の残酷さを、たくさんたくさん知っていて、それでも、大切を諦められなくて、戦い続けた。なぎささんは、紛れもない勝者だ。光を失って、そうして、それ以上の眩い光を見ながら死んで

          二人のお姫様が踊っている『ミッドナイトスワン』