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現場指導で使う‼︎腹斜筋の機能を考える


皆さんこんにちは。

島田です。


本日は「機能解剖」の分野から

腹斜筋の機能と鍛え方”について紹介します。


最初に腹斜筋の解剖について

おさらいしましょう。


〜外腹斜筋〜

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腹部の外側と全部に位置する筋肉です。

こうしてみると意外に大きい事がわかります。

起始)胸骨、下肋骨(5〜12)の外表面・下縁

停止)恥骨・白線および腸骨稜

作用)脊柱の屈曲・同側の側屈・

   反対方法の体幹の回転


〜内腹斜筋〜

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内部に位置する外腹斜筋より薄い筋肉です。

起始)鼠径靭帯・胸腰筋膜・腸骨稜

停止)10〜12肋骨下縁

作用)体幹の屈曲・同側の側屈・同側の回旋


この腹斜筋、現場ではどういったニーズで

使われるか考えていきます。


〜現場で使われる腹斜筋〜

ボディーメイクのジムやフィットネスでは腹斜筋の使われ方として

主に体をお腹を引き締めたい‼︎

というニーズで使われます。

これは非常にわかりやすい目的です。

お腹を引き締めたい、シックスパックを作りたい、

そんなニーズに対し、どのような考え方で

プログラムを考えれば良いでしょうか?


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シックスパックはどこの筋肉かわかりますか?

そう、腹直筋です。

では、腹斜筋を鍛えると何が良いか考えてみます。

腹斜筋の作用は体幹の側屈と回旋でもあります。

つまり、そこを鍛える事でウエストのラインが

はっきりと出るようになります。

つまり、シックスパックを作りたいなら腹直筋

くびれなら腹斜筋をメインに使う事で効果が期待できます

女性のクラインアントさんには特に喜ばれる部分です。


それを考えてプログラムする上で、

忘れては行けない事があります。


はい、プログラムの意味と説明です


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「トランクカールをやりましょう」

「プランクをやりましょう」ではいけません。

なぜ、このプログラムを行うのかを的確に説明する事です。

説明の時間は長くても10秒〜15秒以内にします。

(長いと相手が疲れてしまう)


島田が行っている伝える方法は下記の順です。

1 使いたい筋肉を説明

その作用を説明

3 クライアントさんが求めているニーズと合わせて説明

一生懸命伝えようとすると、長くなります。

的確にシンプルにがポイントです。


エクササイズの種類は今やネットで調べれば

見つかります。

重要なのは、解剖を理解した上でどの種目を

選択し、その説明をわかりやすく伝える事です。

それができれば、時間のない時でも口頭指示で

質の高いセッションにする事ができます。



機能解剖と合わせて実践してみて下さい。

明日は運動療法と合わせて考えていきます。


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