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解決までの物語を描けるか!

おはようございます!

トレーナーの島田です。

本日はトレーニング指導に関する内容です。


🔹マニュアル脳になっていないか

運動指導をする際、大切なのはその人に最適なプログラムを組む力です。もちろん、パーソナル指導だけでなく、少人数制レッスンでも同じです。

同じマシンを使っても、その人の体に応じた意識や力の入れ方、ポジショニングは変化します。

指導におけるマニュアルはとても大切です。
何事も基準があってアレンジがあります。基準はニュートラルとも例える事ができます。

その施設や団体が定める運動指導の考え方は様々です。

ですが、マニュアルを体得したらそれで良いのか!と考えるとそんな事はないはずです。
マニュアルは基準です。
対象者全てに当てはまらないパターンもあります。人体の解剖はおおよそ同じですが、使われ方や特性には個人差が生まれます。

また、ケガや痛みに関して言うと更に複雑な個別性の問題が出てきます。

マニュアルだけで固着した指導思考になると、そこから逸脱した場合対応できなくなります。

そうならない為に普段どんな視点で指導に当たれば良いのでしょうか??


🔹物語を描く癖をつける

物事には原因と結果があります。
運動指導の魅力として、原因に対してアプローチした際の結果が出やすい点です。
内科的疾患のように、目に見えない要素はアプローチが難しい印象です。骨格筋や動作など目の前に存在する要素が多い運動器は、原因を推測しやすい分野でもあります。

エクササイズを提供するに当たり、相手の解決したい負をヒアリングします。そして、解決に向けたエクササイズを考えるわけです。その過程で、上手くいかない事(ご本人ができない・痛みが出るなど)は頻繁に起きるわけです。

そうなった時、必要なのはマニュアルではなく、なぜそうなっているのかを考え、解決に向けたプロセスを考える力がスーパー大切です。

私はこれを「物語を描く」と例えています。

運動指導では物語を描く力がとても大切です。
なぜ物語が大切か!
それは自分の頭の整理でもあり、お客様に対して安心したサービスを届ける為の自信になるからです。

運動指導をするにあたり、自分なりの物語を描けているか!そして、それは相手の解決したい事に繋がっているか!
その力はマニュアルでは育てる事が難しいです。

日頃から意識しながら、習慣化していくと良いですね^_^

本日はここまで。


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