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#3 "団欒"を育むリノベ空間 | 推しリノベ

こんにちは、REスタッフの竹村です。
先週末から、暖かさ…というより暑さを感じるようになってきましたね。
私事ですが、今週末に27回目の誕生日を迎えます。
誕生日の思い出といえば、いつも入学式や始業式と被っていたことですね…
「誕生日いつ?」というトークをする頃には既にみんなより1つ年上になっているという…
実質同い年なのって、1日とか2日だから、なんだか面白いですよね(笑)

さて、今回は推しリノベ第3弾ということで
家族が居心地よく暮らし、団欒が育まれる家をご紹介します。

「家」に対する考えは、家族形態やお仕事柄など、その時々によって変化していくもの。
例えば、小さいお子さんのいらっしゃる家庭では、個室よりもリビングなど家族で過ごす空間に重点を置いて設計したり。
在宅でお仕事をされる方は、ワークスペースを別で設けたり…。

今回ご紹介するお家は、家族の居心地の良さに着目し、団欒が生まれるリノベ空間です。

カフェのようなカウンター
キッチンの目隠しとしての役割も

推しポイント①
キッチンとリビングは一続きと言うより、別々に配置しています。
戸建てというのもありますが、このカウンターを主役に据えることが
一番の理由!

カフェで働いたことのある、奥様たってのご希望でカフェ風のカウンターをオーダー製作しました。
カウンターのヘリンボーンと壁タイルで雰囲気はまさにカフェ!
背面のキッチンは業務用のオールステンレスを採用。
こちらも厨房っぽさがありますね

また、ご主人、お子様は奥様のいるところに自然と集まるそうで、
奥様が長くいるキッチンにカウンターを置くことで、おやつを食べたり…珈琲を飲んだり...、家族が憩う場所になります。

元々あった板張りを再利用したリビング
隠れていた構造を現しに

推しポイント②
リビングの板張りは、実は元々このお家にあったものを再利用しています。
中古物件探しを経てリノベーションされたのですが、物件を見たときにこの壁を見て、「ビビッときた」とのこと。
マンションよりも戸建ての方が元のポテンシャルを活かす部分が多いのもリノベーションあるある。
(柱などの構造体、状態の良い部材などは再利用します)

壁の濃い板張りに合わせて、床材も着色したものを採用しています。
家具の色味も調和して、全体のバランスがとても良いです!

多様な使い方ができる小上りスペース
お子様の遊び場であり、ご主人の趣味スペースでもある

推しポイント③
畳敷きの小上り空間は、多様な使い方ができる万能スペースです。
「子供を目の行き届くところで遊ばせたいけど、リビングが散らかるのは嫌」
そんなお悩みは、この小上りで解決できます。

散らかしてもOKな場所があることで、お子様ものびのび遊べて、
かつお母さんもおおらかな気持ちでそれを眺めることができます。

また、実はこのスペースは家事室の役割も持っているんです。
写真右側が庭に続く窓になっていて、洗濯ものを入れすぐにたためる…
そして、左側のドアはなんとファミリークロークへの入口。
家を動き回らなくても、家事動線がここで集約されるのです。

洗面室↔ファミリークローク↔小上り↔庭の一続きに
家の顔でもある玄関まわり
床・足元壁タイルは元々のものをそのまま再利用

推しポイント④
玄関ドアも新しくオーダーで製作しました。
モルタル仕上げの外壁に、木製ドアの組み合わせは、
有機物と無機物の対照的な印象により、偏らないイメージを与えてくれます。

中に入ると、エントランス部分は既存タイルを活かしつつも、
スッキリとした空間。
この壁、実はお客様自らDIYで塗っていただいたもの。
クリームっぽい白は色の違う2種類のタイルとフローリングを際立たせてくれます。


皆様、推しリノベ第3弾いかがでしたか?
今回のお家は戸建てということもあり、既存を活かした部分、戸建てならではの動線を加味した間取りが特徴的かなと思います。

今回ご紹介した事例はHPにも詳しく掲載しておりますので、下記より是非ご覧ください。

それでは、また次回もお楽しみに!

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