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2022-07-19 創作ログ #1

初句, 連想短歌 by RIUM

***イメージ詠
雲の峰夢路の涯のその果てのかそけき日々に別れを告げて

***あなたには
あなたには知られぬままに変わりゆく笑顔のままできれいなままで

***イメージ詠
ぱたぱたと軽やかな音でやってきた オリーブとワイン?愛でも語る?

***図書館で
図書館で音のあふるるまばゆさに目をとじみればきみの栞が、

***イメージ詠
青空も太陽さえも失なってゴモラの街を疾走るぼくらは

***イメージ詠
「運命ね」きっと仲良くなれるはず諭吉と呼んでた人となら

***約束
覗き込む瞳のふちの紅を知ってから「気にしないで」が口癖のぼく

***イメージ詠
「これなあに」「バス停だよ」と声がする大きい手のなかちいさな街並み

***あなただけ
「あなただけ。なにも言わずにいてくれる」そうだね僕はサボテンだから

***イメージ詠
どこへでもではなくどこでもいい(だから逃がしてよ、ねえ)どこでもドア

***このままで
このままで終わる世界を見つめてる 小さな私のちいさな世界を

***イメージ詠
たぷたぷと思いの丈を綴っても電波ひとつじゃ伝わるわけなく

***プール
水跳ねる笛のおとが鳴り響くエールを贈る あの日の君へ

***ここにある
ここにあるすべてのあなたを拾っても(知ってる)あなたは過去を生きてる

***どうしても
どうしても手繰ってしまうアドレス帳 消して同期をしない俺

***どうしても
どうしても君がいいのとしがみつきふわふわの友を金で買った日

***イメージ詠
「まるいから」だからこんなに愛(かな)しくて。だからこんなに愛(いと)しくて。

***イメージ詠
しくじりの硝子の球のイデアの子 電子の海に言の葉ぷわぷわ

***またいつか
またいつか 手を振る彼が消えてゆく 階段の裏、僕らキスした

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