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ズーラシアの魅力

よこはま動物園ズーラシアの魅力を整理した。

環境と動物で一つの展示

動物は、本来のすみかを再現した飼育環境の中で展示されている。無機質なコンクリートの部屋で展示されることは、ほとんどない。「〇〇って、こういう環境に、こんな風に居るんだ」という感覚が、動物園で味わえる。とても新鮮なことだ。展示の中から動物を見つけるのに、苦労することもある。見つけるまでの数秒間の戦いや、姿が見えた瞬間の驚きは、野生動物との出会いを彷彿とさせる。動物を撮影するときは、環境と一緒に写すのが好きだ。顔まで寄る必要がないから、重たい望遠レンズは必要ない。軽い装備で気楽に楽しめる。


のびのび暮らす生き物たち

再現された自然の中で、動物たちは生き生きと、のびのびと暮らしている。飼育下においても、自然な行動が頻繁に見られる(異常な行動が少ない)ように思える。観察すればするほど、自然な行動が観られるので、長い時間観ていても飽きない。何度訪れても飽きない。動物から何かが感じられると、それを表現しようとすることで、撮影もより楽しめる。


偶然を楽しむ

野生動物と出会うような感覚だから、展示の前に立ったとき、そこに動物が居てもいいし、居なくてもいい。今日は何が観られるか、偶然に任せられる。観られなくても落胆はない。自然の中のような偶然を楽しむ、余裕のある楽しみ方ができる。


過ごしやすい園内

園自体が快適で過ごしやすい。園が広くて人は少なく、一方で植物の密度が高い。ジャングルの中にいるように、日陰が多くて夏でも涼しい。植物の種類が多く、観察のしがいがある。暑い夏は日陰でよく休むから、自然と植物を観察してしまう。園内を見て回ると、エリアごとに植生が変わっていく。植生はその場の雰囲気をガラリと変え、別世界に来た感覚を覚えさせる。


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