#4 シャカデリックについて

この記事は「ひとり Advent Calendar 2020」4日目の記事です。

「6日目」になってもまだ「4日目」の記事が書き終わらなくても許されるのが「ひとり Advent Calendar」の最大のメリットですね。

さて、今回はBLACKNAZARENEの後輩グループにあたるシャカデリックについて書きます。

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僕がシャカデリックを初めて見たのは昨年のハロウィンの時期の対バンのことでした。つまりBLACKNAZARENEよりも前にライブを見ていたのです。「シャカデリックってBLACKNAZARENEの後輩なんだ...!!」とその関連性を知ったのは今年の2月になってのことでした。

その時は別のグループを目当てだったため、「この子達って最近デビューしたばっかりなんだ」「紫担当の子めちゃくちゃかわいくない!?」「青担当の子の名字、なんだって?」ぐらいの認識しかなかったです。ただ、初めて見たライブがすごく楽しかったのはぼんやりとした記憶しています。

それからしばらくはライブを見る機会がなく、その次に見たのは今年の2月に開催されたBLACKNAZARENEのリリイベにてゲスト出演した時のことでした。しかし、その時もやはり特に意識しておらず、今となってはすごく後悔しています。

そんな僕が明確に「シャカデリック」というグループに対して意識を向け始めたのは確か夏頃のことだったと思います。BLACKNAZARENEの推しメンの村田実果子ちゃんが赤担当の神城ののかちゃんとリプライを送り合っていたのを見かけたのがきっかけでした。

この辺りの時期のツイートを見て、「この子かわいいな!」となったり、Apple Musicで配信されている楽曲を聴いて徐々に意識し始めるようになりました。

今でこそ規制がありながらも少しずつライブが開催されていますが、その頃はまだライブはなくて当たり前の時期だったこともあり、シャカデリックを意識してライブに参加したのはデビュー1周年となる2020年10月5日に開催された事務所主催のライブ「Meet up!」でした。

この時にはデビュー当初5人いたメンバーのうち3人が卒業し、残ったのは赤色担当の神城ののかちゃんと青色担当の我侍丸せいあちゃんの2人だけでした。そのような状況もあり、おせっかいな話ではありますが「この子たち大丈夫なのかな?」との心配の気持ちをライブを見るまでは抱いていました。

しかし、ライブが始まった瞬間に余計な心配は無用であったと気づかされました。

メンバーが減っても力強くパフォーマンスをする2人はとてもたくましく、しばらくライブができなかった反動でしょうか、とてつもない充足感を放ち、ものすごく楽しそうな表情でステージに立つ2人は見ていてとても心地良かったです。そんな2人だからこそ、「これこそがアイドルだ...!!」と感じるものを受け取ることができました。

3日目の記事に書いた通り、僕はやはりステージ上で楽しそうにパフォーマンスをするアイドルが好きなようです。

それまではSNSでしか見る機会がなくて自身の気持ちに対し、何と表現すべきか、消化不良的なものをすこし抱いていました。一人で過ごす空間で画面を眺めて漠然と「好きだな」と思うことは簡単です。でも。何か大きなきっかけがないとやはり物足りなさを感じてしまうものです。「何となく」で始まったものは終わりもまた「何となく」になってしまいがちです。そういう意味でも自身の気持ちを定着させるために何かしらのきっかけを無意識のうちに必要としていたのかもしれませんね。

隙があったので自分語りをしてしまいました。話を戻します。

そのような気持ちを持っていたからこそ、その日ようやくシャカデリックのことをちゃんと好きになれたような気がしました。僕にとってのシャカデリック推しになった日は間違いなく2020年10月5日です。

その後は時々ネットチェキ会でのチェキを買ったり、「Meet up!」のvol.2に参加したりしてモチベを上げつつありましたが、10/24に開催されたこの「Meet up!」を境にまたライブがない期間が始まりました。その時は、新メンバー募集のオーディションをしてたし新体制に向けた準備期間かな?ぐらいのポジティブな方向に捉えていました。

その後、1か月半ぶりに参加したライブは定期公演である「輪廻 vol.7」でした。BlACKNAZAREの定期公演「洗礼」もそうですが、グループのコンセプトにマッチした独特なタイトルなところがすごく好きです。

この日は先行入場チケットを購入していたこともあり、2列目でじっくりと見ることができました。楽しそうな表情でのパフォーマンスを間近で見れたり、まだあまり覚えてないけど見様見真似でフリコピをしたりしてとても楽しい時間を過ごせました。

そんな風に「シャカデリックやっぱり好きだなぁ」と思っていたその矢先、2021年末を持って現メンバーの2人が卒業すると発表されました。

重大発表があることは事前に告知されていたこともあり、「卒業」の2文字は頭の片隅にありましたが、いざ発表されると驚いてしまうものです。

でも、何の猶予もなくある日突然卒業したり、猶予があったとしても数週間しかないアイドルも珍しくないため、今回の様にラストライブまで約2か月もの時間を残してくれるのって実はすごくありがたいことなんですよね。

決して長くはないけれど、しっかりと推して最高な気持ちで卒業を見届けるための準備期間を頂けたと個人的には感じています。

2日目の記事に書いた通り、僕が戸田ころねを推し始めたのは卒業の3ヶ月前からでした。それを踏まえると元から好きなグループは2ヶ月間あれば十分じゃない?とめちゃくちゃ前向きに気持ちになれています。自身のポジティブさには我ながらあっぱれです。

また、神城ののかちゃんはグループを卒業してもアイドルはこれからも活動したいと言ってくれています。いつか再デビューしたらまた会いに行けると思うとすごく嬉しいですね。卒業したらそれで決して終わりなのではなく、形は変われどこれからも続いていくのって本当に良いですね。

ちなみに夏頃にはすでに卒業を決めていたらしく、自分が気になり始めた時期と同じじゃんとびっくりしました笑。

直近では12/13(土)の対バンと12/18(金)の単独公演、そして1/29(金)のラストライブが決まっているのでどれもとても楽しみです。

僕は人に何かをおすすめするのがすごく苦手です。好みは人それぞれですし、誰かに勧めてもハマらなかったら何か申し訳ない気持ちになりますからね。それに何より自分の好みが割と偏っているため、人からおすすめされたものにもあまり興味を持った経験が無いからというのもあります。

そういう思いもあり、僕が誰かにシャカデリックをおすすめすることは多分ありませんがその代わりに一言、シャカデリックはいいぞ。以上です。

残された時間は決して長くはないけれど最後まで最高に楽しんでいくぞ!

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シャカデリックに関する最初からこれまでについて全部書くということを決めていたため、まためちゃくちゃ長い記事が書き上がってしまった...。

ちなみにすでに「6日目」になりましたが、「5日目」の記事がまだネタすら決まっていません。多分めちゃくちゃ手を抜きます。

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