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【Thunderbolt非対応】Type-C映像出力に対応したドッキングステーション

最近、Thunderbolt対応PCも徐々に普及してきていますが、いまだ、非対応のPCも多いと思います。私の場合も、対応・非対応両方のPCを使用していますので、値段と汎用性を考えると、Thunderbolt対応のドッキングステーションは、まだ敬遠しがちです。

一方で、Thunderbolt非対応のType-Cドッキングステーションは、映像出力対応のType-Cポートが付いているものが非常に限られており、Type-Cで映像出力したいニーズに十分にこたえられている状況とはいいがたいです。

実際、わりと頻繁に、Type-C接続でタッチ対応モバイルモニターを使用しているのですが、ドッキングステーション経由で使用できないため、使用頻度を最大化できないでいます。

ということで、ここしばらく、「Thunderbolt非対応」かつ「Type-C映像出力対応」のType-Cドッキングステーションを探していたら、2つほど見つかったので、ご紹介したいと思います。奇妙なことに、なぜか、どちらも、「スピーカーフォン一体型」でした。


Dell スピーカーフォン MH3021P

まずは、Dell製のスピーカーフォンMH3021Pです。こちらは、一見すると、ただのスピーカーフォンですが、実は、様々なポートが搭載されており、ドッキングステーションとしても最高クラスです。
機能性と携帯性を考慮すると、2万円弱で購入できるのは、かなりコストパフォーマンスは高いといえます。


画像:https://amzn.to/3outafz 

映像端子としては、4K/60Hz出力対応のHDMIおよびType-Cが搭載されており、求めていた、Type-Cによる映像出力が可能です。ただし、Type-CとHDMIを使って同時に映像出力できないという点に注意が必要です。

また、Type-Cを映像出力に使用する場合、PC本体へは、別途電源を供給するか、パススルー対応デバイスに電源をつないでおく必要があります。それを考えると、かなり限定的な用途になってしまう気がしています。

接続想定図(筆者作成)

Microsoft オーディオドック

次は、最近発売された、Microsoft製のオーディオドックです。こちらも、本体は一見するとスピーカーフォンのように見えますが、ドッキングステーション機能も有しています。

画像:Microsoft ウェブサイト

こちらは、HDMIとType-Cポートによる2画面出力に対応しているか不明なので、確認が必要だと思っています。また、本体と同じくらいのサイズの電源アダプターが付属している点、注意が必要です。

個人的には、2画面出力対応かつ、音質がそれなりに良ければ、購入してもいいと考えています。Bluetooth非対応なのも残念ですが、もし、BluetoothレシーバーをType-Aポートに接続し、スマホなどから音楽を流すことができたら最高だと思います。

しかし、あまりにも検証すべき項目が多く、考えあぐねています。

図:理想的シナリオ(未検証、注意!)

ということで、「Thunderbolt非対応」かつ、「Type-C映像出力に対応」した、理想的なType-Cドッキングステーションを探す旅は、まだまだ続きそうです。

(まあ、使用しているデバイスがすべてThunderbolt対応になれば、やがて解決する問題ではあるのですが….)

よろしければ、ご参照ください。

孤独のDx編集長|カイト





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