育児の事実
「母から子への愛は無限」
だと思われがちだが、
実際の事実は、
反対なのだと思う。
子が偉大なのだ。
2/12
昨日はあんな素敵なエッセイを書いたくせに
今日は怒鳴り散らしてばかりの
私だった。
なぜかって?
今日の私は、焦っていた。
やりたい仕事が思うように進まず
焦っていたのだ。
そんな中で「警察ごっこしよ!」と言われて、
「ミッキーとおしゃべりして」と言われて、
「雪がさわりたい!」と言われて、
炊事、洗濯、掃除というミッションがあって。
そうさ。全くのいつも通りにも関わらず
イラついて、怒鳴り散らした。
ヨガ講師としてまぁまぁアウトだったし
母親としてもまぁまぁアウトだったと思う。
人間としてもまぁまぁアウトだった。
友達にこんな奴がいたら絶好だ。
上司にこんな奴がいたら退職届けだ。
そんなレベルだった。
そして
そんなキレッキレの母だったにも関わらず
驚くほどに、
息子は母のことを嫌いにならなかった。
キレキレの私を、ダイソーに誘い
今日もちゃんと
手を繋いでくれた。
「警察ごっこ」にも誘い続けてくれたし
あっけらかんと、ケラケラ笑って
「空がキレイ」だと教えてくれた。
大人である私は
こんな偉そうなエッセイを書いておいて
多分、またいつか
どうでもいい「感情」に負けるだろう。
その度にこうやって
無性の愛に救われるんだと思う。
どんな大人よりも、
子は偉大。
そう感じた1日。
ごめんね。ではなく、
ありがとうと言うべきかな。
母、明日もがんばります。
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