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戦争とか人間とか


人と人がぶつかる時というのは互いの思い込みが一直線なのである。その場で交わることを知ろうとしない人が1人でもいたら、戦争は終わらない。そういう奴はきっと自分の思い込みや既成概念を覆したり、批判して壊してこようとする者へ強い反発芯を持っているし、どこかで自分だけは正しいと言い切りたいのだろう。というか人間誰しもそういう本能が備わっているのだと思う。大切な自分をどうにか守りたくて正当化したくて。たとえばそんなときの自分は非常に滑稽だし、愚かだ。分かり合えないことに勝手に虚しくなり、アホらしくなる。
だからわたしは自分が「人間」であることを時折、情けなく思う。自分の思い込みで人を傷つけたり、行動や言動が無条件に誰かを苦しめることがある。分かり合えないことに泣いてしまうのは、いつだってとにかく自分勝手な行為だと思う。

それでも人間はすぐに忘れて何度もすれ違いを起こす。這い回る憎悪からもっともっと人を殺めたり、突き落としたり。とてもじゃないけど、やっぱり犬や猫なんかよりよっぽど残酷で愚かなのだろう。

あぁ、なんて愚かなんだろう、。


人と人が分かり合える瞬間なんてこれっぽっちもない。って。そう思って生きていけたらどんなに楽になれるものだろうか

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