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選手宣誓みたいな自己紹介


私がやりたいことはいつも、ゴールのないマラソンレースなのかもしれない。


時に「諦めるな」と自分を叱咤しながら、目の前一メートルぐらいの地面を見て走り続ける日がある。少しの凹凸でもつまづいて大袈裟にすっころび、えんえん泣いている日もある。どんどん抜かされては、先頭集団から置き去りにされ、最後尾の集団の中でも、少しも目立たないランナーとして過ごす毎日がある。
それでもいつだって。私の狙いはトップ集団だ。いつか優勝よりも、そこで走り続けてみたい。そんな風に思っている。「誰かから称賛されること」よりも「自分が納得すること」のほうが大事なんだ。そんでもって「自分よりも他人を喜ばせること」も結構アリかもしれない。綺麗事じゃないよ。そういうボランティア精神が私の故郷だ。他人からの賞賛は自ずと、後からついてくると言うしね。

こういう諸々を含め私はまだ、自分に納得していない。「これでいいのか?」って。心ではいつもそう思っているタチだ。世の中ではそれを「自己肯定感が低い」とか言うけど、そう言うわけでもない。逆に自己を高く見積り過ぎている?そっちに近い。ただ、そうじゃなきゃ、楽しく生きていけなくない?自分がいつも自分を信じて応援してやらなきゃ、何も始まらないだろう。「私はこんなもんじゃない。」って心のどこかでいつも思っている。だから苦しいんだけどね。赤裸々。

勿論。いつか称賛もされたいよ。「あなた、凄いじゃない!」とか「あなたに救われたわ」とか普通に言われたいよ。できたらね。人間らしさは忘れたくない。私の腹黒さは、いざという時の必殺技だ。それくらいに可愛がっている。

そんなこんなで私には今、夢がある。実績も、経験も何もないけど、私がいつか先頭集団に入って周りを楽しませる。レースは大どんでん返し。ダークホース。そして自分も楽しみたい。メダルは要らない。表彰台に立ちたい訳じゃないし、誰かに勝ちたいわけじゃないんだ。自分が納得したい。だから、まだまだ足りないってそう思うよ。険しい道は続いていく。それでも一歩。一歩。

諦めることを諦めて、進む。
諦め悪くやるよ。



あとがき
いつもお読みいただき、有難う御座います。
皆様からのスキや、コメント、フォローに毎度感謝と共に、気合をいただいています。
今コンテストとして、行われている
#note創作大賞2023
実は、こちらに挑戦したいなって。
劇的新参者の私ですが、心の奥にあった気持ちが前に前に出てしまって。今日はそんな思いを書いたエッセイでした。このエッセイは雨が降る日も、風が吹く日も、天国からも、地獄からも素直に毎日を、描き続けています。それは自己満でありつつも、自己満にならないことを祈って。

私が描くエッセイはいつも、
自分を鼓舞する内容から生まれ、一つ一つの言葉が、画面の前にいるあなたの胸にも。刺さることがあると。いや、刺さるんだ。刺され!と燃えつきて描いています。

この時代。大人の私たちの毎日は、あっという間に過ぎる。それも、「喜び」ではなく「苦痛」のほうを多く抱えている人が溢れている時代。気づかないまま地獄を過ごしている人も、すぐそばにいます。そんな背景を持って。

朝の通勤中や、昼の休憩、お子さんの送り迎えの待ち時間。赤ちゃんの寝かしつけ中なんかに。自分を労る時間を持ってもらいたい
そんな願いを込めてのことです。
この「ご自愛エッセイ」はこれからも続いていきます。力を込めた作品を毎日、書いています。その中でも改めて「#note創作大賞」とタイトルに付け加える作品を、前に出す予定です。7月中の応援期間。

お気に入りのエッセイがあったらぜひ。周りの人を巻き込んで。どうか応援してもらえたら幸いです!いつも有難うございます!最後まで有難うございました。


石上マリエ

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