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みんなに伝えたいこと


私、うんざりしたんだ。
戦争やら地震やら、殺人やら自殺やら
とびきり悲しいニュースが流れるすぐ傍に、なんだかくだらない世界があること。

タイムラインに流れてくるのは陰謀論炎上に、募金詐欺、おっぱいを出して踊るDJ、流行りの音に合わせて腰振る小学生、年少7桁のインフルエンサー、45歳奇跡の美肌、コンサル女社長、それからそれから。あとなんかあるかな。そういうやつだ。

今や暮らしを続けていると、数えきれないほどの声が耳に入ってきて、雑音が聞こえて、知識や名誉、評価や実力の見せびらかしが濁流のように流れてくる。それに混じって細々した情報が数千個。目の前を駆け抜けていく。そんな世界だから自分の直感よりも先に、世間に流されてしまうんだと思ったんだ。
そうして見せかけばかり綺麗な濁流に飲まれて、溺れかけた時に私たちは「自分はこれで良いのか?」と焦り、煽り、俯くんだけど。
そんなうつむきを逆手に、希望をチラつかせる商売人が沸いている。そういうのにうんざりした時、世界は終わりに向かっているとさえ思ったんだ。


だから、もう
自分の暮らしを誰かに決めてもらう時代ではないと。自分の価値を投げやりにして、幸せを教えてくれそうな商売人に頼るのはやめた方がいいと。みんなに伝えたくなった。

「自分の生活」を選ぶのは、世間じゃないんだ。家族でも、友達でも、ママ友でも、インフルエンサーでも、同僚でも、上司でも、インスタグラマーでもない。自分の魂だよ。

自分の意思が大切なんだよ。

自分が喜ぶ方にだけ足を踏み出すこと、自分がワクワクしていく方へ頑張ること。意味のない我慢も、誰かの顔色や評価を恐れる努力もやめて、自分の在りたい姿にだけ進んでいいんだ。そこに理由なんていらない。理屈なんていらない。自分のために努力して掴んだものから溢れ出た幸せを、大切な者に分け合うんだ。
そんなことで世界は明るく回る。
あなたのシンプルで、汗と涙の後に出た笑顔が、人を救うんだよ。

探るべきは画面の上じゃない。
もっと人肌。もっと目の前の景色から。

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