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年の初めに思うこと

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

2024年の幕開けは、わたしにとっては仕事の正念場だった。
みんなが休んでいる中、初売り戦争を乗り切るため駆けずり回る。販売員とはそういう仕事だ。分かっていることだし、自分で選んだ仕事なのだから、まさか今さら文句なんて言えない。
でも、年越しに家族で過ごせないのは、やっぱり寂しいと思ってしまった。だから、今年の春頃からは、帰る場所が実家になるのだと思うととても嬉しい。

大学時代から続けていた一人暮らしをやめる。
引越しをしようと思っていると母から話を聞いたとき、わたしは決断した。
そろそろ一人をじゅうぶん満喫したし、帰宅したときに誰かが「おかえり」と言ってくれる環境が、恋しくなってきた頃だ。

光熱費や食費に余裕ができるから、ワーホリに行くための貯金ができるし、英語学習にもう少しお金をかけて、本腰を入れて頑張りたい。

仕事三昧だった年越しだったけれど、そんな中でも嬉しいことはたくさんあった。

クリスマスに店長がケーキを買ってくれたり、お店の後輩と映画を観に行ったり、遊びに来てくれた家族と水族館に行って、一緒にご飯を食べたり、初売りセール中に、両親がサプライズでお店に買い物に来て、お菓子を差し入れしてくれたり。

離れていてなかなか会えない友達とオンラインで顔を見ながら話しもできたし、あけおめLINEも嬉しかった。

去年を振り返れば、たくさん悩んで、たくさん泣いて、自分の価値が分からなくなって辛くなったこともあったけど、こんなに素敵な、大事な人たちに囲まれていることを忘れかけてしまっていた。

キラキラしている人たちを見ては、自分と比較して落ち込んでしまいがちだけど、もっと自分が持っている幸せに目を向けなければならない。

今は家にテレビがないから映像情報には乏しいけれど、SNSやニュースアプリで日々の出来事を追っていると、今年のスタートは決して明るい話題ばかりとは言えない。

それでも、わたし達は自分の周りにある幸せを忘れてはならない。
何があっても笑顔でいる、どんなときにもポジティブに、なんて、正直なところ無理に決まってる。だけどせめて、辛くて苦しい状況にあっても、少しでも楽しいことを、気持ちを和ませてくれる何かを、幸せだと思える一瞬を、見失わずにいたい。

どうか、今日このときを悲しい思いで過ごしている方々、辛くて苦しい思いをしている方々が、幸せを諦めてしまいませんように。

そしてこの投稿を読んでくれた皆さんが、今年もたくさんの幸せを見つけられますように。

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