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なぜ引っ越しは時期を選ぶのに、Web制作は時期を選ばないの?Web制作閑散期を探してみよう!

一度でも引っ越しをしたことがある人は、引っ越しは会社によっても料金が違うけど、同じ会社でも時期にとっても引っ越し料金が全く違うのをご存知でしょう。

特に引っ越しで高いのは1月から4月。1月まだAO入試など一部の決まるのが早い人の移動がはじまるけど、2月3月になると続々と増え続け、4月を前にすると予約自体をとること自体が難しくなります。

で、ふと思ったんですが、これってWeb制作の発注も同じではないでしょうか。

Web制作の繁忙期

Web制作の閑散期を探すためには、まずWeb制作の繁忙期を探さないといけません。それは、いつでしょうか。もちろんすべてのWeb制作会社において共通ということはありません。年中忙しくて依頼を断り、絞りながら受託しているという会社もあります。ただ、その中でも繁忙期というものがあります。

まず、12月です。これは主に個人事業主の関係となりますが、12月をまたぐと受注は年をまたぐことになり、会計上も預り金処理などを行わないので中途半端に12 - 1月で案件を受けることは好ましくない。一年の仕事は12月に終わらせたい。
ついで3月。こちらは主に行政の事業年度の関係で、行政案件の納品は3月を過ぎて4月までまたぐことは基本的に許されません。

続いて、一般的な法人の決算月をみる必要があります。もちろん法人は決算時期をいつでも選べるので何ですが、税法改正時期や社内外の業務ピークなどは総じて似ていることが多く、大体は3月、9月、12月にまとまっています。

これも発注・受託側両方として、年度をまたぎたくないことから繁忙期となりやすいです。このことから、Web制作会社の繁忙期は、3月、9月、12月とみることができるでしょう。

閑散期はいつだろう

ところで、Web制作は納品すると終わり!と言いたいところですが、多くは「納品後2週間以内」「納品後3点までは無料で修正対応」とオプションをつけてるところが多いです。つまり、12月末納品だと、1月半ばぐらいまでひっる可能性もあります。そこで繁忙期を3月9月12月と言いましたが、修正対応を考えると、4月、10月、 1月もそこそこ忙しいとみることができます。もっというと、繁忙期終わったあとは少しはゆっくり休みたいですよね。

では納期の前月は暇か。それも否ですよね。なので、こう考えるとある程度仕事があるのは

1月、2月、3月、4月、8月、9月、10月、11月、12月

太文字になってるのが繁忙期、そうでないものが繁忙期の前後です。これをみるとわかると思いますが、一年の間ですっぽりと抜けてる月があります。それは、5月6月7月です。行政の補助事業などの公募も大体は7月ぐらいからはじまることを考えると、5 - 7月まわりは閑散期としてみることはあまり外れていないように思います。

5 - 7月に発注しよう

決して「5 - 7月は安い」ということはできません。別に年度末の在庫たたき売りセールをする業界ではありませんし、「おいおいお前ら今は暇だよな。格安で受けろよ」と言われても普通受ける会社はないでしょう。
ただ、思いっきり繁忙期はそもそも断られたり割高でしか受注しないような場合もでてきますので、いつの時期でもいい案件について発注する時期の目安にはなるのではないでしょうか。

それではまた。

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