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仲間

よい集団とは
いつでも仲間外れになることができ
いつでも仲間に戻られるような
集団をいう

『わたしは(仲間の中にいる)価値のない人間だ』

おれがまだたくさん持っている
無意識に自分の思考や行動を縛りつける
不自由で不幸になる信念の中のひとつ。

こういうの、信念とも言うし
マイルールブックとも言うし
はたまた、人生脚本とも言う。

仲間に入ることを望み
仲間ができたことを喜び
仲間に入れたことに安堵して
仲間の中でできることをやってみて
仲間の力になったことをまた喜ぶ

仲間から外れるのを敢えて望まずとも
仲間の流れについていけなくなって
仲間から外れてしまうことがあり
仲間に戻れることもあれば
仲間に二度と戻れないこともある

そんな流れに船酔いするように
時折しんどくなる自分が
ときどき思い出して救われる
大好きな格言が冒頭の一文。

言ったのは、数学者の森毅さん。

ここんとこ
自分の活動を続けていたり
ひとの悩みを聴いたり

こないだまでは
わの字ほども興味がなかった
ワンピースを読み進めたり

そんなこんなで特に

 仲間ってなんやろか
 グループってなんやろか
 チームってなんやろか

と、気に掛かり、問い続けて
しんどくもなれば、楽にもなることが
ますます多くなっている。

それはたぶん、いいことなんだろう。

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