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NVIDIA決算‼️イーサリアム暴騰!ローンチでまだ動く?19週間NISA口座どれだけ増えた? 20240525

動画はこちら。(動画ではコアサテライト戦略についてもお話ししています。)

https://www.youtube.com/watch?v=BRMgiCpr_VM

こんにちは。あるころうのNISA投資チャンネルです。

経済指標とセンチメントチェック

まずは経済指標とセンチメントをチェックしていきましょう。

5月23日に4月30日ー5月1日のFOMCの議事要旨が公表されました。会合では、政策金利をより長期的に高水準で維持することが望ましいとの認識で一致したようです。

耐久財受注速報値は、エコノミスト予想前月比マイナス0.8%のところ、前月比プラス0.7%となり米製造業の受注は予想を上回りました。
企業が長期投資に意欲的になっています。

為替を見てみましょう。米ドル円は、為替介入後、だんだんと上昇し、157円で押し返されています。

株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、先週、グリードを示していた強欲指数は64から53へ低下し、市場の強欲指数はニュートラルになりました。

S&P500から見るマーケットモメンタムは、125日移動平均線より上で、市場が強く上昇トレンドであるということを示しています。前回同様、モメンタムは上昇トレンドを示しています。

VIX: ボラティリティインデックスを見てみると、ニュートラルとなっており、市場が安定した取引環境であることを示しています。
先週の12.29ポイントから下がって、11.93ポイントでした。50日移動平均線よりもまだだいぶ下ですね。

FRED:米セントルイス連邦準備銀行によって運営されている経済データのオンラインデータベースが示す、イールドカーブを確認します。
イールドカーブは、長期債券の利回りから、短期債券の利回りを引いて求められ、経済が正常に成長し将来の利回りが上昇すると期待されている場合にプラス、つまり順イールドを示します。
現在は、先週のマイナス0.40から今週マイナス0.47と逆イールドのまま横ばいが続きます。

今週の動きと市場のセンチメントをまとめると、インフレは耐久財受注が予想を上回り、企業の投資が継続されています。株式市場の心理は中立で、マーケットモメンタムは上昇しており、VIXから見る市場の恐怖感は弱まり、イールドカーブは逆イールドのまま横ばいです。
総じて、市場は、今週も楽観的な状況で、耐久財受注が続き、インフレ抑制に対しては若干ネガティブでしたが、市場は強い様子です。

フェドウォッチツールを確認します。これは、先週時点での予測です。
6月12日には目標金利が維持されるとの予測が91.3%でした。

しかし、今週は、99.1%が維持するとの予測で、利下げ予測がなくなり、利上げ予測が僅かに増えました。

先週は、525-550ポイントを予測する割合が50%を切るのは、9月でした。

しかし今週の予測を見ると、9月では525-550ポイントの維持を予測する割合が50%を超えました。僅かながら利上げ予測も発生しています。

利下げに関してロイターの見出しをざっとみてみると、

  • 15日、インフレなお高水準、まだやることある。カンザスシティー連銀総裁

  • 16日、米金利、現行水準に「もう少し長く」維持する必要、ミネアポリス連銀総裁

  • 11日、インフレ鈍化を歓迎「利下げには不十分」ニューヨーク連銀総裁

  • 11日、インフレ率、FRBが望む水準に達せず、リッチモンド連銀総裁

  • 11日、米金利維持が物価目標達成につながる、クリーブランド連銀総裁

  • 17日、米インフレ指標、望む水準より高い、IMF高官

  • 19日、必要なら、利上げもインフレは今年改善なく、ボウマンFRB理事

と、タカ派しかいませんでした。ボウマン理事に関しては利上げへの言及もしており、このような中で株式市場はどうなるのでしょう。

週間主要株式指数チェック

それではこれらを踏まえて週間の米国主要株式指数を見ていきます。

S&Pは、先週の終値5,303ドル台からほぼ横ばいの終値5,304ドル台で引けました。

ヒートマップでは、全体の不調を、テクノロジー系大手がカバーしているように見えます。決算のあったNVIDIAが大きく伸びました。

NASDAQは、先週終値18,546ドル台から今週終値18,808ドル台へ上昇しました。

ナスダックの好調は、テクノロジー系大手の割合が大きいためでしょう。

日経225は、先週終値38,770円台から、今週終値38,617円台へ若干下げて引けました。

インド ニフティ50は、先週終値269ドル台から、今週終値275ドル台へ上昇しました。

中国、深圳(しんせん)総合指数は、先週終値1,344ドル台から、今週終値1,301ドル台へ低下しました。

ビットコインは、先週1040万円台から現在は、1078万円付近にいます。

イーサリアムは、ETF承認の前に、NVIDIAを超える20%近くの急騰を見せ、その後維持、59万円近くで推移しています。5月23日に米証券取引委員会にETF承認があり、これを受けての上昇と考えられますが、このイーサリアムETF自体がまだローンチされていないことから、もう1段階の上昇が期待されます。

また、他のアルトコインETFの可能性も出てきており、ザ、ブロックによると、スタンダードチャータードのアナリスト、ジェフリー・ケンドリック氏によると「エス・オー・エル、リップルなどの他の暗号通貨ETF、おそらく2025年と述べているようです。

ゴールドは、先週2,414ドル台から、現在、2,333ドル台に下げています。

ニュースチェック

続いてニュースチェックです。

この週末は、3つの紙面で共通したニュース見出しはあまり見当たりませんでした。

唯一、ブラックストーンCEOによる、米大統領選のトランプ氏支持のニュースが見出しとなっていました。これは、現在のバイデン大統領政権のもとで、反ユダヤ主義が高まったことを踏まえたことのようです。

リリーが肥満治療薬の供給拡大に向け53億ドル投資するそうです。
この投資でインディアナ州施設を拡大し、チルゼパチドの製造力を強化するようです。GLP-1受容体作動薬で、マンジャロという製品名の薬です。

ナスダックは、23日の市場開始と同時に一時18,900ドル台を超え、最高値となりましたね。

CNNはメモリアルでー推しが強かったです。もしかしたら、来週の株価に何らかの影響があるかもしれませんね。

個別株チェック

それではお待たせ、NVIDIAです。
今週前半は、この決算が心配でしたが、決算もガイダンスも最高でした。

売上高は、前年同期比で262%急増。アナリスト予想246億5000万ドルのところ、260億4000万ドル。
データセンター分野の売上高が、226億ドル、前年同期比427%の急増。
調整後1株あたり利益アナリスト予想5.59ドルのところ、6.12ドル。
ガイダンスでは、第2クオーターはアナリスト予想266億1000万ドルのところ280億ドル、これは、次世代GPUブラックウェルのリリースによるもの。
さらに、来月1対10の株式分割の発表と四半期配当を0.04から0.10ドルへ150%増額。
来月の株式分割はすでに織り込まれていると思いますが、分割前後で動きがありそうですね。

ちなみにこれは、日経225採用銘柄の製造加工と電子テクノロジーセクターですが、チップ製造を請け負うTSMCの関連メーカーである、東京エレクトロン、半導体製造装置を製造するディスコ、アドバンテストのNVIDIA関連株のうち、ディスコだけが大幅な上昇を見せました。

新旧NISA口座公開

新NISA口座は、1週間で17,492円のプラスでした。旧一般NISA口座は、1週間で59,069円のプラスでした。
新・旧 NISA口座は、1週間で合計76,561円のプラスでした。

来週の予定

来週は、第2クオーターGDPが発表されます。前回3.4%成長の中で、予測は1.5%です。
そして、月末恒例のコアPCEの発表です!前回前月比は、0.3%、予測も同様です。

アーニングス ウィスパーズで決算予定をチェックします。
水曜日には、セールスフォース、木曜日には、コストコとデルが決算です。

コストコは5年チャートで、最近ボックス圏を抜けて、右肩上がりです。

デルは、去年から好調で、直近は急騰しています。来週はどうなるでしょうか。

終わりに

今週は、良くも悪くもNVIDIAの週でした。
それ以外はパッとせず、NVIDIAの割合の大きいNASDAQは上昇したものの、指数の成長は微妙な状況でした。
暗号通貨は動きがあり、イーサリアムが暴騰しましたが、今後もローンチの時に動きがありそうなので、期待しています。また、アルトコインもETFの話があり、上昇期待をしています。
政策金利の動きは9月もなくなりそうな気配です。
来週はコアPCEの発表に注視です!

それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。


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