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現実逃避のススメ(よい子はまねしないでください)


個人事業主をされている人、

確定申告の春ですね、
もう、済みましたか。

もう、とっくに提出されたでしょうね。
毎年3月に税務署に提出しないといけないのです。

公的文書の確認や、年間の税務のまとめ、
書類、会計事務、数字仕事、、

経営者の人でも、これ、苦手な人は多いと思うけど、
もう嫌なことをしたくない、わがままな僕にとっては、
駄々っ子みたいに拒絶反応が出てしまうのです。

このブルー色の申告の時期が、
毎年毎年、気分も青色、
季節性のうつになってしまうのですよ。。
トホホです。


ところが、今年はなんと4月中旬まで、
提出期限が延期になっているらしい!

昨今の、ゆとり時代へのシフトの波紋で、
いろいろと、変ってきています。

これをいいことに、
僕は、何ヶ月も前に届いていた、
税務署からの書類が入った意味のわからない封筒を、
封も切らずに、完全封印していたのです!

嫌なものは、嫌だ。

そんな自分の気分を悪くするものは、
こうしてくれてやる!

と、目に入らないように、
棚の奥にしまっていたのです(笑)


ウシシシ。。
どうだ、これで、
気分を害するものは、なくなった。

勝った、な(笑)


・・・

でも、どこか頭のスミで気がかりで、
もんもんと残ってるので、
繰り返し意識の上に、上がって来たりします、

そのたびに、
いやいや、

それより、好きなアニメの続きみたいし、
新しい曲も覚えたいし〜、
あー、忙しい忙しい〜、

と、先送り、棚上げ、
延ばし延ばし、、


そう。

現実逃避です(笑)


そうこうしているうちに、
あっという間に4月になり、
気がついたら、せっかく延長された提出期限も、
もう、来週に迫っているではないですか!

で、どうなったかというと。。。


つい先日、天気の良い休日のこと、
よく寝た朝、急に頭が軽くなって、
あ、そうそう、確定申告するんだったって、
軽い気分で思って、

ここ何ヶ月も重荷だった案件が、
ほんの数時間で、
サクサクと書類作成が済んでしまったのです!

なぜかこの日は、何の苦もなく、
音楽を聴きながら、ルンルンと。

な~んだ、簡単じゃないか♪

いやー、
スッキリ!

うららかな春の陽気に
包まれていたのでした。


とうことで、

今日は、現実逃避のススメ、
をシェアしたくなったのです。

苦手なことが、嫌なことに、
嫌なことが、恐怖心に、
形態進化して、、
よけいに難易度を上げている。

そんなこと、
いっぱいあると思うのですよ。

診察室でも、よく、
ただ自分にとって不得意だったり、
一時的につまずいてしまっていることが、

恐怖心にまでグングン成長して、
がんじがらめで動けなくなっている、

そんなお話を聞かせてもらうのですが、

僕だったら、どうしてるかな〜、
って事で、そんな時には、

現実逃避してるかな、
って、話したことがありました。


改めて現実逃避で、何が起こってるのか、
自分を振り返って考えてみると、

実は、現実を遠のけているのではなくて、

苦手だと思う意識、
嫌だなという重い気分、
自分にはできないという自己否定の念、
できなかったらどうしようという恐怖感、

などなど、脳が作り上げて、膨張した、
「現実ではないもの」、
つまり、脳内幻想の暴露を、
一旦遠のけているのだと、気が付きました。

その肥大化した恐れに圧倒されていて、
目の前の、ただあるがままの現実を、
むしろ見えなくさせている、
というのが、行き詰まった気分の正体だったのです。

怖がっていたら、暗闇に揺れるカーテンが、
オバケに見えてしまう、あの現象ですね。

脳の危険信号、電気興奮が鎮まって、
よく見てみたら、、

なんてことなかった。

つまり、、

現実逃避とは、
現実ではないものからの逃避である。

うん、我ながら、
また、いいこと言った(笑)

逃げることは、ちょっと惨めでかっこ悪いけど、
生き延びるのに役に立つ選択肢となることは多い。

手詰まりだと思った時の脳内環境から、
意識野の改変が起こっていて、

あまりにもあっさり解決したり、
想定外に周囲の事情が変っていたり、
身近な人が手を差し伸べてくれたり、
ひょんなところから助けてくれる人が現れたり。

山積みのやらなきゃいけないこと、
頭を悩ます無理難題、
行き詰まってどうしようもない案件、
八方塞がりで絶望的な状況、、

絶体絶命と思っても、
諦めることはないですよ。
まだ打つ手はありますよ。

思い出して欲しいのは、

現実逃避!

です。

あ、
これは僕の個人的な非人道的人生訓です。
ここだけの話ですよ。

よい子は、けっしてマネしないでくださいね。
現実逃避して締め切りに間に合わなくても、
僕は責任持ちませんのであしからず(笑)


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