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なんかわからんまま、先に安心してみるとか

江戸時代とか、ヒポクラテスとか、
もっと昔の時代って、

今みたいに病気の原因とかわからんのに、
ちゃんと術者とか、医者とかがいて、
まじないなり、薬草なり、養生法を考えて、
なんなりと、手当てして来たはず。

現代は、原因がわからん、
とか言うと、治療はできないとか、
何もできないと言われてしまって、
すぐ行き場を失ってしまう。

わからんものに、対抗する力は弱っている。
わからんものを、わからんものとして、
わからんまま取り組むのは、不安だし。
なんかの仮説や、名前を求めてさまよって。

それは、うつ病ですよ、
発達障害ってテレビで言ってた、
更年期障害だってわかったら安心、
自律神経失調症って言われた、、

でも、名前をつけると、
生物を機械みたいに直せるデジタルな妄想が始まって、
おかしい、薬飲んでるのに、治らん治らん、って、
また新たな悩みを生み出してしまう。

わからんもんは、わからんよ~、
では、ダメでしょうかねー(笑)
世の中、わからんし、
自分のことさえ、よくわからん。

心臓がなんで動いてるか、わからんけど、
ちゃんと生きてるし、
傷がなんで治るかもわからんけど、
ちゃんと治っていく。
そんな、なにかわからん力を信頼して、
先に安心してしまうっていうのはどうでしょう。
もう少し自然にまかせてみても大丈夫ですよ。

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