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アドバイス・トキシンにご注意を

人についつい、
何か余計なことを言ってしまう時って、
ありませんか?

僕はよくあります。

それって、
前々から、その人に対して、
知らずにジャッジしてたこと。

自分ではありえない、、
受け入れられない、
ひっかかること、
気になっていて、

でも、
言いたいけど言えないで、
我慢していることが、
積もり積もっている事だなぁ、

と思った。

その人が失敗した時、
その人が困っている時、
その人が相談してきた時、
その人が愚痴って来た時に、

ほーら、!
だから、こうでしょ!
やっぱりそれはダメでしょ!

と、自分の中に溜まっていたものを、
ココぞとばかりに吐き出してしまう。

優しく応援してあげたい場面なのに、
自分の思い入れが邪魔して、
また、傷つけてしまうんだよなぁ。

これを、アドバイス・トキシン、
と勝手に名付けよう。

↑ すぐに勝手に発明品にしようとする(笑)

逆の立場で考えると、
他人のアドバイスは、
その人が普段言えずに溜め込んでいることを、
言っているだけだから、

今の自分に参考にならなければ、
スルーしたほうが、よいですよ、

ということ(笑)

これも、よく思い当たります。

いろんな人に、打ち明けて、相談しても、
なんかスッキリしない、
むしろ、その人の価値観を延々聞いてあげて、
自分の想いが引っ込んだ感じになって、疲れる。

自分の相談を、あちこち持ちかけては、、
グルグルして余計に悶々として、迷宮にさまよっている人は、

アドバイス・トキシンに当たってるかもしれないですよ。
 

でも、それは、誰のせいでもないです。
親切心から来てて、悪気があるわけではなくて。
人の自我の習性というものでしょう。

カウンセリングのプロの、臨床心理士さんでさえ、
人間である以上、この現象は起こり得ます。
むしろ自分の親切心が時に毒になることを自覚し、
スーパービジョンというのを受けて、
調整していこうと、トレーニングを受けています。

長年の悩みを誰に相談してもスッキリしない人、
アドバイス・トキシンに当たらない対策としては。

思い切っていったん、
誰かに相談するのを、絶ってみる、
相談を一切やめてみる、
というのはどうでしょうか。

そのモヤモヤを、すぐに誰かに相談するのではなく、
自分の中で、寝かせておいて、
どうなるか興味を持って、観察してみましょう。

僕自身は自分にこのやり方が、
とても良かった時期があります。

すぐに解決しようとしないことが、
解決に繋がって行くから不思議。

あ、相談するのが苦手な人で、
誰にも言えない、
一度調子を崩すと、大変、
という人は、逆ですよ、
もっと、相談してくださいよ。

逆のことを、やってみて。




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