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持ってない ~第3種サッカー編 #40~

こんにちは。
RB(あーるびー)です。

「サッカー少年と共に歩んだたくさんの思い出」というテーマで、サッカー少年の父親が過去の思い出を振り返るnoteです。



前回noteでご紹介した、我が息子の突然のスタメンフル出場から1週間。



この1週間は、

「あぁ~、うちの息子持ってないな〜」

という出来事が。


木曜日から風邪をこじらせてしまい、喉の痛み・鼻詰まり・鼻水・多少の頭痛と、「THE 風邪引きました」という症状のすべてが一気にやってきてしまった息子。幸いにも発熱はなし。

鼻詰まりで夜も深く眠れていない様子で、身体が辛くて眠るしかないんだけれども眠れない、という悪循環。

金曜朝になっても相当辛そうだったので、学校を休んで病院へ。「熱もないし、ただの風邪ですね」との診断。処方薬を服用して昼寝をしたら、夕方には少しは楽になった様子。


先週の公式戦に向けて、試合前週の紅白戦等の様子から、息子本人はスタメンの可能性あるぞ!と密かに感じていたようですし、来るべきチャンス到来に向けて、心身ともに敏感に、感度を上げて、神経を研ぎ澄ませてきたのだと思います。

そして、遂にいざスタメンというビッグチャンスが到来し、緊張感MAXのその試合の最初から最後まで、自分がやれることは全てやり切って、心身ともにエネルギーが空っぽになるまで出し切ったんだと思います。


試合後もメンタル面の高揚は続いていて、次の公式戦に向けて再びチャンスを掴んでやるという強い気持ちは続いていたのだと思いますが、

身体がついて来なかったのかな…

と。

体内エネルギーが一度空っぽになり、抵抗力が低下していたところで、風邪菌にやられてしまったのかな〜と。



金曜日はチームの練習日。
かつ、翌日土曜日には、上位大会進出がかかった大事な公式戦(先日出場したリーグ戦形式とは別の公式戦)が控えている状態。


試合前日の練習を休むこと。
それは、イコール、翌日土曜日の試合のスタメンは100%なくなるということ。


これは、息子チームを2年半見てきた限りでは絶対のルールのようで、学校行事・体調不良・怪我などの理由の如何を問わず、試合前日の練習を欠席・見学した場合は、スタメンはなし。絶対的なスタメン組であったとしても例外はなく、例えば日曜日が公式戦で、土曜日にその選手は学校があって練習に参加できなかった場合は、日曜日の公式戦のスタメンからは外れます。

※週末に学校の授業や行事がある場合は、必ず学校を優先してください、というのが息子チームのスタンス。義務教育である中学生なので当たり前ですが。

これは公平性という意味で、とても良いことだと私は思っています。


息子もそれを分かっているので、最後まで金曜日の練習に行くかどうかを悩んでいました。


学校を休んだのにサッカーの練習に行くのはどうなの?って議論もあると思いますが、息子の気持ちも分からないではないので、私から息子には「自分の体調と相談して自分で決めろ。ただ、決して無理だけはするな。」とだけ伝えました。


練習開始時間のギリギリまで悩んでいたようですが、

息子「今日練習行っても100%の力は出せないから、今日は休んで来週に向けてコンディション整える」

ということで、自身でコーチへLINEで欠席連絡。

連絡後にすぐにコーチから心配の電話をいただいたようで、本当に有難い話です。毎回そうなのですが、体調不良で練習を休んだ時は、すぐに電話連絡をくれ、その様子を気にかけてくれるコーチには本当に感謝しかありません。


コーチからは、「今日は無理せずゆっくり休んで、明日の試合に少しでも出場できるようコンディション整えて。」とのこと。



そして、いざ試合当日の土曜日の朝。

前日よりはだいぶ調子は良くなったようで、試合会場には向かいました。

その試合。
ベンチ入りはしたものの、試合への出場はなく帰宅。当の試合も負けてしまい、この大会は初戦で終戦。チームとしても、息子個人としても非常に残念な結果で終わってしまいました。


先週からの心身好調をこの1週間ももし維持できていれば、もしかしたら2週連続でのスタメンもあり得るかも、なんて私自身は正直ちょっぴり期待していましたし、当の息子本人は、当然にまたスタメン出場することを目標に火・水曜日の練習にも臨んでいたはずです。


体調管理もサッカー選手の大事な部分。もしかしたら一番大事な基本的な部分かもしれません。自業自得と言えばそれまでですが、息子にとっては良い風が吹き始めたチャンスを自ら取り逃がしてしまう形になってしまいました。


持ってないですね(笑)


もちろん、この体調不良がなかったとしても、この試合は再びベンチで過ごして終わっていたという可能性は否定できません。いや、こっちの可能性の方が高かったかも(笑)


まぁ、これも人生。
息子のサッカー人生はこれで終わりではないので、切り替えるのみ。


泣いても笑っても、中学生サッカーの公式戦は残り3試合を残すのみ。この3試合に出場できるかどうか。そして結果を残せるかどうか。

「終わり良ければすべて良し」を目指して頑張ってほしいものです。



実は。

高校受験のためには、残り3試合は是が非でも勝って、リーグ戦形式のこの大会の最終順位を少しでも上げておきたいんですよ…

最終順位によって、高校受験の際の評価点が大きく違ってくるので(笑)

頼んだぞ、息子!
頼んだぞ、息子のチームメイトくんたち!


読んでいただきありがとうございました。

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