遂に ~第3種サッカー編 #26~


我が息子、公式戦デビューできました(^_^)


こんにちは。
RB(あーるびー)です。

「サッカー少年と共に歩んだたくさんの思い出」というテーマで、サッカー少年の父親が過去の思い出を振り返るnoteです。

息子の中学生サッカーの思い出をご紹介する「第3種サッカー編」シリーズ。前回は、ここ2ヶ月間ほどは息子のメンタルはアゲアゲ状態が続いていて、何をやるにしても結局はメンタルって凄く重要だよな〜という話をご紹介しました。


前回noteにも書いた通り、ここ数ヶ月は練習試合が続いていた毎週末。先日、久々の公式戦が開催されました。



なんと、我が息子。
中学生サッカーの集大成となるこの年に、、、

「遂に」と言いますか、
「ようやく」と言いますか、
「やっとこさ」と言いますか、
「夢にまで見た」と言いますか、

何と表現して良いのかよく分かりませんが、


公式戦デビューすることができました!
しかもスタメン出場!


いや、、、もう、、、こんなに嬉しいことはないですよ。


試合開始前。
タッチライン際に並んで選手入場を待つ列に我が息子の姿を見つけて、もう私、ちょっと感極まってしまい、40代おっさん、独りで涙を堪えるので必死でした。(雨が降っていて傘をさしていたので、傘の中で独りでぐっと堪えてました)


4月に訪れた大きな試練。


あれから3ヶ月。
こんな日が訪れるとは…


試合自体は、残念ながら「完敗」ってな感じで負けてしまいました。


息子自身もハーフタイムで交代。
交代を告げられた後、ベンチで戦況を見つめる息子。ベンチ後方から観戦していた私からは息子の表情までは見えませんでしたが、その背中からは「後半も出たかった」という気持ちが伝わって来ました。まぁ、試合の流れからして交代は致し方なし。


選手入場の時から硬い表情をしていて、緊張しているんだろうなとは思いましたが、それ以上に気合いが入っていることも分かりました。相手のロングボールもほぼ完璧にヘディングで跳ね返すことも出来ていましたし、雨でスリッピーなグランドでしたが、息子の得意分野である「止める・蹴る」のスキルを確りと発揮して、落ち着いてボールを繋げていたと思います。


正直なところ、もっとガチガチに緊張して、いつも通りのプレーを全く出せないで終わってしまうのではないかと心配していましたが、決してそんなことはなく、負けたら終わりの大事な試合でのデビュー戦としては及第点をあげても良いくらいの出来だったかなと。


これって親バカですかね?(^_^;


このトーナメントを勝ち抜いて上位大会への出場を目指していた息子チーム。天候・ピッチコンディション・一発勝負の緊張感など、それまでの練習試合とは違っていろいろと上手くいかないことが多かったように見えた試合でしたが、全員が一生懸命に戦っていることは、私を含めた保護者の皆さんにも伝わっていたと思います。


試合終了のホイッスルと同時に、グランド上で泣き崩れる選手たち。


それを見て、またもや涙がこぼれ落ちるのを必死で堪える私。40過ぎると、涙もろくなってほんとダメですね。


勝利の喜びを爆発させる相手チームの選手と、その横で泣き崩れる息子チームの選手たち。

そして観客席では、私の右手側で勝利の歓喜をあげる相手チームの保護者席と、左手側で静まり返る我がチームの保護者席。


いや〜、これぞ公式戦。試合開始前からの公式戦(しかも一発勝負のトーナメント戦)特有の雰囲気と、負けた時のこの悔しさ。久々に味わいました。


突如とも思えるような、我が息子の公式戦初出場。しかもスタメン。息子チームにケガ人続出という背景があったとは言え、このチャンスを確りと掴み取って試合に出場できたことは、息子自身の諦めない努力の結果。そして、今後も試合に出場し続けることができるかどうかも、今後の息子の努力次第。



試合出場のチャンスを掴むに至った背景・経緯として、ケガ人続出やポジション変更など、本当に色々な要素があったようですが、それらについてはまた次回ご紹介できればと思っています。


取り敢えずあと数日間だけは、親としては、「我が息子、公式戦に初めて出場することができました」という事実を素直に喜び、噛み締めたいと思っています(^-^)


たった1試合、しかも残念ながら試合は負けてしまいましたが、息子にとっては大きな一歩を踏み出す機会を得られたことに、ただただ感謝です。


読んでいただきありがとうございました。

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