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デザインされたキックオフ マーシュが仕込む新たなRBライプツィヒの見どころ

21/22シーズンのブンデスリーガ第2節、RBライプツィヒはシュツットガルトに4得点完勝で今季リーグ戦初勝利を飾った。

 キックオフをデザインするマーシュ

ソボスライのゴラッソ2発が特にフィーチャーされるが、今季就任したジェシー・マーシュのチームであることを考えると、それ以上に注目すべきゴールがある。2点目のフォシュベリの得点だ。

後半キックオフからボールを下げることなく前進すると、左サイドから崩して最後はフォシュベリがフィニッシュ。

実はこれ、マーシュの得意技である。

フリーキックやコーナーキックを練習するのは当たり前の時代。最近ではリヴァプールがスローイン専門のコーチを雇うなど、セットプレーのディテールにこだわるチームは珍しくない。その中で、マーシュは明らかにキックオフをセットプレーとしてデザインしている。

マーシュはザルツブルクを指揮していた頃から、何度もキックオフによってそのまま相手を強襲するプレーを見せている。ザルツブルクでの成功例は奥川雅也が決めたゴールだ。

 キックオフは必ず一度は得られるセットプレー

フリーキックやコーナーキック、スローインは相手がファウルしたり、ボールを外に出さなければ得られないセットプレー。ある意味、相手に依存するリスタートだ。それに対して、キックオフは試合の中で必ず最低一度は訪れるセットプレーである。

今季のRBライプツィヒは、マーシュのデザインしたキックオフを見るのも一つの楽しみとなるかもしれない。

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