たった1%のファンドをお届けしたいという想い
こんにちは。プライベートバンカーT&Sです。
今回はこれまでのお復習いと、本来あるべき資産運用に足りないパーツを確認していきたいと思います。
まず初めてnoteへ投稿した時のキッカケですが、それは1つの違和感からでした。
ある人気YouTuberさんのお金に関する動画を拝見した時のことです。その人気YouTuberさんは、米国株インデックス投資が最強であると発信されていたのです。
そして『アクティブ型ファンドはインデックス型ファンドに勝てない』という説明がなされていました。
それに対して私は『およそ当たっている』と思う反面、何とも言えない違和感を感じるのです。
そう言えば楽天経済研究所のY氏などは『投資信託の99%が検討するに値しないクズ』であるという意見を過去に発信されていたと記憶しております。
これについても『およそ当たっている』と思うのですが、やはり黙ってはいられないのです。
それは私の人生において、独自の投資哲学と素晴らしい情熱を持って、最高の投資信託を作り上げたいと考えている運用会社の方々との出会いがあったからだと思うのです。
そして運用のアドバイザーとして投資信託の販売を担う私も、誰にも負けない情熱を持って日々活動しているからなのです。
もちろん最近良く見かける金融機関の人間は手数料ハンターであるという意見も理解できるし、顧客本位でない販売者が99%である可能性も否定しません。(そう言われる本当の理由は別の機会にご紹介したいと思います)
しかし少なくとも私自身は、そして私の知っている投資信託会社は、残りの1%であると確信しているのです。
だから金融機関は〇〇とか、アクティブ型ファンドは〇〇とか一括りにされたくないのです。
だって1%って考え方によれば結構、大きな数字だから・・・。
現在、国内の公募投資信託は6000本以上と言われています。そして投資信託の販売資格を持つ証券外務員は証券会社と銀行を合わせるとザックリ30万人以上。
となると1%のインデックス型ファンドに勝るとも劣らない投資信託は60本以上。
顧客の利益を最大限に考え、企業の利益を最重要課題としない証券外務員は3000人以上となるのです。
どうでしょうか?
こうやって考えると、たった1%だとしてもダメなファンド、ダメな金融商品販売者と一括りにするのは少々乱暴に感じるのです。
そしてインデックス型ファンドより優秀であるファンドが60本もあるのなら、私はしっかりリサーチして皆様にお届けしたいと思うのです。
だって私は3000人の1人なのだから。
その証明になるかわからないが、こうやって時々noteに投稿する私。
もし宜しければ今後もフォローして頂けると嬉しいです(笑)
ただ知っておいて頂きたい事もございます。
例えばファンド選びの方法です。
ファンド選びという作業はとても大切なことですが、私の基準は最もパフォーマンスの良いファンドを選ぶのではなく、最も愛せるファンドを選ぶ所にポイントがあります。(そもそも常に最も良いパフォーマンスのファンドなど有り得ない、そして最も良いパフォーマンスのファンドを選び続けることも不可能という考えが前提にあります)
なぜならプライベートバンカーとして私が学んできた資産運用の鉄則は、投資のタイミングや投資対象の選択を最重要課題とするものではなく、アセットアロケーション(資産配分)とポートフォリオ運用を最重視するものだったからです。
つまり値上がりしそうなファンドを発掘する行為(当たり外れのある行為)ではなく、自分の考えに合致した運用哲学を持つファンドを探すこと(信頼できるファンドを見つける行為)が大切だと考えているのです。
そして結果として、それが高パフォーマンスであることが多いのです。
そのような考えから最初にご紹介したのは、国内株を中心とした独立系の運用会社のファンドでした。
ひふみプラス↓
厳選投資↓
コモンズ30、ザ・2020ビジョン↓
これらはコア・サテライト運用のサテライト(攻め)運用となる部分です。
次にご紹介したのが、バランス型ファンドでした。コア・サテライト運用のコア(守り)として、誰でも手軽に利用できる優れものとしてご紹介しました。
投資のソムリエ↓
クアトロ↓
そしてポートフォリオのバランスを良くするために御守りとしてオルタナティブ運用のお話をさせて頂きました。
ピクテ・ゴールド↓
ダブル・ブレイン↓
つまり攻めの国内株ファンド、守りのバランス型ファンド(債券部分にフォーカスして考えてバランス型を利用)、そしてオルタナティブという大きく分けて3つのアセットクラスをご紹介してきたことになります。
勘の良い方は既にお気付きだと思いますが、そうなると足りないパーツは当然、海外株式を投資対象としたファンドになります。
これまでご紹介してきた国内株アクティブファンドに組み合わせて、最強のツートップ(攻めの運用)を決めさえすれば、ついに理想のオリジナルのファンド・オブ・ファンズが手に入るのではないかと思います。
そしてこの部分は、流行りの米国株インデックスファンド(ETFを含む)でも良いのですが、これまで散々、長期で信頼できるアクティブファンドをご紹介してきたことを考えると、最後まで継続するべきかと思います。
よって次回は、米国株を投資対象としたファンドにフォーカスしてみたいと思います。
是非お楽しみに♪
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