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【2024年版: Dataで語るBULLSEYES】東西Top8から地方リーグ出身まで~全国47大学の出身者・平均27.3歳のメンバーが 新チームを創り上げる BULLSEYESだけの体験


はじめに:

昨年同時期に投稿して、かなり好評だったこのタイトルの記事。春シーズンも一旦区切りがつき、Xリーグの24年度新人登録の締切も近づいてきました。チーム探しに悩んでいる方にも参考になればと思い、24年度版に更新して投稿します。

1993年に松下電器産業株式会社 東京勤務メンバーを中心に創部したBULLSEYESは、同社自体が「関西系企業」であること、関西大学出身の曽田氏が創部者であること(詳しくはCampfire のクラファンで支援してくれた際の投稿をご参照ください)、そして長年、チームを内外ともに牽引した大社氏が、1983年京都大学ギャングスターズが初めて日本一になった時の中心選手だったこともあり、京都大学OBが多く、「BULLSEYES東京」を名乗りながら、関西系の選手の構成比が非常に高いチームでした。2000年代の一時期は、スタッフも含めると2桁の京都大学OBが所属し、「BULLSEYES京都」と一部で呼ばれる時期もありました。歴史的に、30歳前後の選手が活躍することが多く、選手の平均年齢は28~29歳程度ではなかったかと思います。

しかし2020年以降チームのデモグラフィックスは、一気に変わりました。
2024年シーズンのX1Areaの新人登録は、協会の締め切り日が近づいてますが、現時点でも20名近い選手が新人登録し、残りの枠もわずかになっています。
2024年のBULLSEYESは、新ブランドスローガン=「グレーター品川のヒーロー」同様、新しく、かつXリーグの中でも、超多種多様多彩なチームになっています。今回は6月22日時点のチームデータで2024年のブルザイズの魅力を語っていきます。


大学出身校のデモグラフィックス分析


X1Areaで闘うBULLSEYESですが、学生時代、東西大学Top8・1部出身の比率が高いチームではありません。マジョリティは東西2,3部以下出身校の選手であり、今年は地方リーグ・クラブチーム(大学準体育会・同好会)出身の選手の構成比も昨年より増加しました。そうした選手たちが、毎週平日2回のウェイトトレーニング、土日の練習により心身共に鍛えて、厳しいリーグ戦を闘っています。

昨年より地方大学・クラブチームおよび、Big8,関西2部の構成が増えました

春の試合でもそうしたメンバーが活躍しています。特にディフェンスの奮闘が目立ちました。

        玉井選手は関東2・3部の学習院大学OBです。

埼玉ブルズ戦でMVPを獲得したベテラン床次選手は関東2・3部の電気通信大学OBです。


富士フイルム海老名 ミネルヴァ戦でインターセプトし、MVPを獲得した赤星選手は関東2・3部の東京学芸大学OBです。


続いて出身大学数です。今年は昨年以上に円グラフがエラいことになりました。

 

春時点59名中、出身大学数は、なんと47!
グラフに収まらないので、書き出すと、下記のようになります

3名在籍)法政大 上智大 クラブチーム
2名在籍)立教大 日体大 東京学芸大 電気通信大 大阪大 関西学院大
1名在籍)ICU 一橋大 横浜市立大 学芸大 学習院大 関西大 関東学院大 玉川大 駒澤大 慶應大 埼玉大 桜美林大 札幌学院大 山形大 芝浦工大 新潟大 神奈川大 成城大 成蹊大 静岡大 専修大 創価大 大東文化大 筑波大 島根大 島根大学 東京外大 東京大 東京理科大 東洋大 同志社大 福井県立大 仏教大 文教大 明治大 立命館大 鳥取大 東北大

 

最大学閥は、この2年間で一気にメンバーを増やした関東Top8の法政大学に、Big 8の上智大、さらにクラブチームOBが3名在籍で上位に来ます。2名在籍の大学が6大学、そして1名在籍は38大学=合計47大学。昨年よりも6大学増えました。

アメリカンフットボールでは、大学によってプレー、システムの用語は微妙に違うものなので、最初はそうしたアジャスト等に苦労する点があるかもしれません。しかしながら、これだけ多くの出身校からチームが成り立っているため、選手・スタッフが議論、工夫して「BULLSEYSの戦略、プレー…etc」を創り上げていくことになるのでしょう。こうした点が、外部の方から「BULLSEYSは、全体の雰囲気が良い、選手・スタッフの中が良い」とおっしゃっていただくことにつながっていると思います。

所属年数・年齢等のデモグラフィックス分析

続いて、タイトル通り、所属年数、年齢の観点から語ります。

 

新人から所属4年目までの選手で93%≒約55人!ほとんど「大学1~4年生」のように構成されている状態です。これに4名のベテラン選手が、経験を活かしてチームを支える、時には自ら牽引するという状態です。

 

世代別にみると、チームの若返りを一目で理解することが出来ます。同じく46名が20代の選手です。チーム全体の平均年齢は27.3歳です。

創部31年目にフルモデルチェンジした新ユニフォームを着た、超多種多様多彩な若いメンバーを、昨年から継続の森下主将・村澤副将に、OL千葉選手、K/P福井選手を副将に加え、4人のリーダーシップで牽引し、試合に立ち向かっています。

 

また今年はXリーグ、学生ともにトップレベルで指導をしてきた経験豊富なコーチも数名加わり、体制強化も進んでいます。
春は社会人相手に3敗と悔しい結果に終わりましたが、秋はこの悔しさをバネに挽回してくれるでしょう。

秋のシーズンは9月7日(土曜日)より始まります。ぜひスタジアムに直接ご来場いただき、観客席から若いチームの挑戦にご声援下さい。

 

最後に: BULLSEYESらしさとは

…と、若さばかりを強調しましたが、BULLSEYESの本当の良さは、実は下の1枚の写真にあるのかなと思います。
残念ながら、こちらは昨年の写真です。3連敗に終わった今春は昨年のこの写真を上回る写真はありませんでした。秋に期待です。
以下昨年の記事を昨年時点の数値でそのまま引用しています。

写真左から、
‐同志社大卒・所属4年目・副将QB#3 南竹選手
‐東京大学卒・選手兼キッキングコーチ兼任 ・ベテランTE#4 角田選手
‐静岡大学卒・所属12年目 ・DE #5 除川選手
‐関西学院大学卒・今期新人・Kicker/Punter #58(春) 福井選手
…の勝利後の「入り交じり」ショット。学生日本一チーム出身の23歳の新人から、地方リーグでアメフトを始め、30代半ばの今もチームの守備の要として最前線で闘う ベテランが一緒になって勝利を分かち合う…。これこそがBULLSEYESらしい風景かなと思います。

 
23年春 交流戦での1ショット

24年度のBULLSEYES新人登録締め切りは間も無くです。急遽の転勤等でチームを探している方は、是非今シーズン、BULLSEYESで一緒にX1AでGiant Killing を起こしましょう!
大至急 info@bullseyes.net 迄ご連絡ください!

info@bullseyes.net までご連絡ください

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