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「積極的筋肉痛」という考え方の話

筋肉痛と聞くと多くの人がネガティヴなイメージを持っていないだろうか?
「痛い」「つらい」「衰えを感じる」「運動不足の証」などなど、挙げればどんどん出てくる。





しかし、自分には「筋肉痛」ほど考え方によっては、ポジティブな言葉はないのではないかって思っている。今日はそんな話をnoteに書き記したいと思う。

筋肉痛についてだが、ネットでググると

筋肉痛とは、運動後数時間から数日後に生じる筋肉の痛みのことです。運動直後ではなく、一定の時間が経過してから症状が生じるため、「遅発性筋肉痛」とも呼ばれています。一方、運動中から運動直後に生じる筋肉の痛みは「急性筋肉痛」と呼びますが、一般的には筋肉痛と言えば遅発性筋肉痛のことを指します。
遅発性筋肉痛が生じるメカニズムにはさまざまな説がありますが、不慣れな運動や不適切なトレーニングなどによって筋肉が過度に収縮を繰り返すことで、筋肉やその周辺の結合組織にダメージが加わって炎症を生じるためと考えられています。

https://medicalnote.jp/diseases/筋肉痛?utm_campaign=筋肉痛_概要&utm_medium=ydd&utm_source=yahoo#概要 より引用

このように書いてある。
簡単にいえば、筋肉や周辺組織へのダメージで炎症が起きている状態なのだが、不慣れな運動や不適切なトレーニングで〜ってところが特にネガティヴな印象を与えてている。
これは運動不足の人が久しぶりに運動した時に起きる筋肉痛のことを指していて、おそらく多くの人がその筋肉痛を望んではいない。

こんな筋肉痛を自分は「消極的筋肉痛」と呼びたい。

今回、自分がテーマにしているのは「積極的筋肉痛」である。
では、「積極的筋肉痛」とは何か?
それは、自分の成長を目的において、自らの手で筋肉痛を掴み取りにいった結果、自分にフィードバックとして還ってくる筋肉痛のことだ。

具体的なことを言うと、筋トレやランニング、スポーツ(競技・娯楽)などを手段として、そこに成長などプラスの効果が後に生まれる筋肉痛である。

様々な手段があるが、その中でも自分は圧倒的に筋トレでの「積極的筋肉痛」をお勧めする。
なぜ筋トレをお勧めしているかと言うと、やはり筋肉を成長させると言うダイレクトな目的に一直線に繋がるからだ。

筋肉を成長させる→筋肥大

筋肥大のメカニズムだが、こちらもググると

筋肥大のメカニズム
トレーニングなどで刺激を受けた筋肉は、筋線維の一部が破断されます。その後、適切な栄養と休養を与えることにより、傷ついた筋肉は修復されます。このとき筋線維は以前よりも少し太くなって修復されるので、結果的に筋肉が大きくなります。これを超回復といい、繰り返すことで筋肉の体積が増加し、筋力アップにつながります。
また、筋肥大には成長ホルモンが重要な役割を果たしています。強度の高い運動を行うと血中の成長ホルモン濃度は通常の約200倍に増加し、筋肥大へとつながります。

一回きりの筋肉の損傷や修復では筋肥大の効果を期待できません。また、同じ負荷・重量でトレーニングを繰り返していても、徐々に筋肉が慣れてしまい傷つきにくくなります。筋肥大を起こすためには筋肉への刺激が必要なので、少しずつ強度を上げていくことが大切です。
トレーニング後2~3日の休養をはさみ、超回復を起こしたうえでまたトレーニングに入るという繰り返しによって筋線維は徐々に太くなり、筋肥大へとつながります。

https://cp.glico.jp/powerpro/training/entry16/ より引用

ここからも分かるように筋トレが筋肥大に有効であり、そのフィードバックとして筋肉痛は起こるのである。

筋肉を筋肥大させることのメリットは大きい。

まず筋肉が増えると基礎代謝が上がり、太りにくく痩せやすい身体を作ることへと繋がる。また、筋肉が増えて脂肪が減ると、もちろんだがスタイルがよくなる。
やはりお腹がぽっこりしていたり、二の腕が脂肪でたるんでいたりするよりも、お腹周りが引き締まっていたり、男性は腕が逞しく、女性はシュッとしていたりする方がスタイリッシュにみえる。これは筋肉をつけることで姿勢が良くなることも関係する。
よいスタイルを手に入れることは、自分に自信を与えてくれるだけではなく、他者に与える影響がプラスになることも多い。

また、やっている内に効果的に筋肉をつけたいと思えれば、食事や睡眠にもアプローチするようになり真の意味で健康にも繋がる。


他にもある。

自分は筋トレが心の成長にも繋がると考える。

と言うのも、筋トレはその効果や必要性が頭ではわかっていても、やはり面倒くさい。

面倒くさいことと向き合うことは、自分の心の弱さと向き合うこととも言える。

正面から自分の弱さと向き合うことで、自分自身について知るチャンスともなる。何かと言い訳をつくって、できない自分を納得させがちな人間だからこそこんな機会を多く設けたい。

注意したいのが、面倒くさい気持ちに毎回勝てなくてもよいこと。

※もちろん勝てるに越したことはないが、、、

葛藤するだけでも何もしなかった今までとは違うし、葛藤するからこそ振れ幅が生まれ、自分の弱さに勝ち、やり切った後にくる筋肉痛というフィードバックが大きな意味や価値をもつ。

筋トレという自らが選択して行った主体的な行動がなければ、そのフィードバックは得られないし、筋肉が成長するときに筋肉痛という過程を通るからこそ、それは喜ばしい事実にも変容する。

上記のように「筋肉痛」は自身の心身の成長に繋がるフィードバックだからこそポジティブなものだと捉えることができる。

というか、ポジティブなものだと言い切ってもいいと思っている。

だからこそ、これを読んでいるみなさんには自ら掴み取りにいく筋肉痛である「積極的筋肉痛」を味わって欲しい。

何もしなければ得られない、そして成長へと繋がる筋肉痛を。

つまり「積極的筋肉痛」の痛みは、ただの痛みにあらず、「成長への痛み」でもある。

「積極的筋肉痛」
「筋肉痛は成長への痛み」

この二つの言葉でこのnoteを締めたい。

長文を読んでくださり、ありがとうございました。


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