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R日記 ~99日目~『実験思考 世の中、すべては実験』 光本勇介 (著)

週末なので、ゆっくり読書。


世界中で、さまざまな
ニュースが流れてる。

こういう非常事態には
国民性がでるもの。

先週水曜くらいから、ここも
明らかに雰囲気が変わった。

それまでは、まだニューヨークは
大丈夫。アジア、ヨーロッパの
出来事だ、という対岸の火事
気分。

それが、ブロードウェイも閉鎖、
アップルストアも閉鎖、街から
人が消え、スーパーの店員も
物々しいマスクをしている。

他人事ではなくなり、
エレベーターであうアメリカ人も
「マスクしないの?グローブは?」
といった話で持ちきりだ。

完全なパンデミック。


今回のような不測の事態、
刻々と変化することが前提の
世の中では、正解などなく
とにかく仮説を立てて
実験繰り返していくしかない。

著者光本さんの
『世の中、
すべては
実験』

この言葉に集約されている。

とても印象に残った言葉、気になったセンテンスを抜粋。

・でも「実験思考」で生きれば、こんなに楽しい時代はありません。変化の時代だからこそ、実験する人にとっては絶好のチャンスなのです。失敗すら成功へのひとつのプロセスに過ぎません。

・24 時間のうち約 97%は駐車場に置かれている。

・失敗から得られるものは、成功から得られるものよりも多い。

・あたりまえを疑うことで世界の景色を変えてみたい。

・なぜ運動をするかというと、ひとつは体形を維持するため。もうひとつは、脳内を「フラットな状態」にしたいからです。つねにスマホやパソコンとにらめっこしていると思考が行き詰まってしまいます。

・大切なのは、ちょっとした違和感をスルーしないことです。

・ぼくは明確に自分の「得意・不得意」を理解しているつもりです。

・「1万~2万なんて、どうにかなるでしょ?」という反応も多かった。ただそれは「東京・港区に住んでいる人」の発想なのです。地方に住んでいる人にとっての1万~2万円は本当に貴重で、大きい。その感覚を忘れてしまうのです

・オランダあたりには「無料の売春宿」がある。月額5000円ほどの会員制のサイトがあって、その行為をしているところがライブ配信される。いわばお客さんが「出演者」のようになっている。

・「覗き見市場」
ある人にとってはどうでもいいシーンでも、ある人にとってはすごく価値がある。「他人の何気ないシーンを覗く」というのは、すごく価値も需要もあると思っています。

・「無料のキャバクラ」も作れるかもしれません。  すべてのテーブルに360度カメラがあって、ライブ配信される。

・どんなよいサービスでも使って気持ちよくないものは流行りません。

・「ストレスがない」というほうがよっぽど大切です。

・ぼくがサービスを作るときは、「削る」ことのほうが多い

・とにかく表現と体験が大切なのです。サクサクサクサク、気持ちいい、となることが重要。「サービスの明暗を分けるのは、世界観、体験、表現だ」といつもぼくは言っています。

・従業員のなかには、「お金を一時的に借りたいけど、消費者金融は怖くて借りにくい」と思っている人も多いはずです。そのような人たちに対して、融資サービスを提供し、金利でビジネスをしていきます。

・お客さんがお金を払わずにツケで食べることができるサービスで、食事代を通常の 20%高くなるように設定します。

・ぼくはまず、大きな時代の流れを「鳥の目」で見ます。すると、「人は思考しなくなり、所有しなくなる」など、未来のかたちがおぼろげながら見えてきます。

・虫の目」で普通の人が日常的にどんなモノを欲しているのか感じるのです。すると、日常的に使われる新しいサービスのかたちが見えてきます。

・お金を使えば使うほど新しい世界が見えます。新しい体験ができて、それによって自分が成長します。結果的にパワーアップするから、稼ぐ能力がもっとついて、さらにお金が増えるのです。


アイディアの生み出し方、
とても参考になる
良書でした。

オススメ。

今日のニューヨークは
あれ、花粉が少し・・・

晴れ。

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