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名古屋グランドボウル(122-023)

 このセンターを訪問したのは,2024年6月29日(土)のこと.

 長男が出場する「JOCジュニアオリンピックカップ・第48回全日本高校ボウリング選手権大会」の会場である「稲沢グランドボウル」の「下見」に行った後だった.

 「稲沢グランドボウル」は,1フロアに116レーンが並んでいて「単独フロアでのレーン数」が世界最大であるとしてギネスブックにも認定されている.
 一方でこの「名古屋グランドボウル」も,3つのフロアに52レーンずつ,総計156レーンを擁する,恐らく現在「日本最大」のボウリング場である.

名古屋グランドボウル(名古屋市緑区)

■ アクセス

 JR東海道本線・南大高駅から,駅前にある「イオンモール大高」を通り抜け,更に5分ほど歩くと辿り着く.駅からだと10分ほどだろう.
 「稲沢グランドボウル」よりは,かなりマシである.少なくとも,イオンモールの中を通り抜けている間は空調も効いており,雨や陽射しを避けることもできる.

駐車場は正面も含めて554台分ある広大な自走式立体駐車場

 駐車場も広く,1階の正面だけではなく地下1階部分も含めて554台が収容可能なので,止められないことはないだろう.
 建物自体は地上3階地下2階で,地上部分が「グランドボウル」,地下2階がゲームセンターになっているらしい.

建物の構造

■ 設備

 正面玄関は1階.

正面玄関

 入口を入ると,正面部分がプロショップになっている.

プロショップ

 エレベータは,正面を入って左側にある.

エレベータ横のフロア案内

 プロショップの裏側がフロントになっている.

フロント 申込用紙に記入して出す一般的なタイプ

 「稲沢グランドボウル」のように受付機がある訳ではなく,あくまでも申込用紙に記入してフロントに出す仕組だ.

 訪問した時には,1階にマイボウラー,2階が一般という使い分けになっていたようで,3階は使用していなかった.

 今回は,1階の35・36番レーンに割り当てられた.

ボウラーズベンチ
ベンチモニタ
リターンラック
オーバーヘッドモニタ
こんな「初期画面」が表示されるタイプ(グランドボウルでは時々目にする)
1階のレーン
アプローチ
1番レーン側
その1番後方の,ちょっと謎な空きスペース
52番レーン側から

 1フロアだけで,神奈川県最大の「川崎グランドボウル」(あちらは2フロアに分かれる)と同じだけのレーン数があるのだが,これが全体の3分の1だから恐れ入る.
 アプローチ上に「SYSTEM●300」のロゴがあったので,レーンは「SYSTEM●300」のものらしい.ピンセッターなどはAMFっぽかった.「稲沢グランドボウル」はレーンもピンセッターもBrunswickだったのだが,そう言えば,同じ「グランドボウル」でも津はAMF,鈴鹿はBrunswickだったし,結構バラバラなのは「ラウンドワン」と同様か.

1階の端が52番だからなあ……

 2階に上がってみると,一般ボウラーで賑わっていた.

写真は撮り辛いのでこのくらいで

 よく見ると,マイボウラー向けの1階のマスキングは「川崎グランドボウル」の2階(会員・マイボウラー向け)と同じタイプで,一般ボウラー向けの2階が「川崎グランドボウル」の1階(一般用)と同じタイプになっているのが興味深い.

2階のエレベータホール向かい側に「ミーティングルーム」が11室も用意されている

 最後に3階.

全てのレーンが「3桁」というフロア
ベンチは同じだが雰囲気は1・2階のどちらとも違う
各フロアにフロントがあるのも川崎グランドボウルと同じ
観客席?にでもすることがあるのか謎のスペース
一番奥まで行ってみる
国内最大の156番レーン
156番レーン後方から
156番側からの3階俯瞰

 「稲沢グランドボウル」同様,とにかく広く,土曜日の午後だというのに余裕を持って運用されていた.
 大きな競技会でもなければ,待ち時間が発生することもあまりないかも知れないが,名古屋市内でも閉店するセンターが後を絶たないため,残ったセンターに集まる傾向はあるかも知れない.

 この「名古屋グランドボウル」も1971(昭和46)年11月2日の開業だというので,もうすぐ53年になる.ちなみに「稲沢グランドボウル」も翌年の3月24日開業なので,大差ない.
 この頃にオープンしたセンターがどんどん廃業していることを考えると,両センターともいつまでそのまま営業が続けられるか,という点での懸念が拭えない.

■ 料金など

 通常料金は700円(月~木)・800円(金~日・祝・祝前)/Gで,大学生以下は50円安い.貸靴は400円.

 「グランドボウル」なのでパックの設定があり,2・3・5・7ゲームがある.7ゲームパックで月~木2,700円,金~日などが3,000円.追加は月~木400円/G,金~日など500円/Gと,全体的にやや「強気」な設定に感じる.
 なお,朝9時までに受付,正午までに終了の場合には「早朝ボウル」料金になり,このパックの追加料金と同額で投げられる.
 学割もあって,3ゲームと5ゲームだが,これは学生本人のみ適用.いや「稲沢グランドボウル」の「グループ4人まで」のほうが例外的存在だろう.5ゲームで月~木1,400円,金~日など2,000円だが,追加はいずれも300円/Gなのはお得かも知れない.

 ここにも「WEBクーポン」があるので,それを適用すればちょっと安くはなるから,訪問時には要確認だ.

 また,ここでも「LINE」の「お友達」登録をして,「LINEクーポン」を入手してみた.
 こちらは月~木なら7ゲーム2,200円,10ゲーム2,800円まであるが,金~日などは7ゲーム2,800円が最大.ただし,追加は全て300円/Gと,思う存分投げる向きには通常よりもかなり安く上がりそうだ.「WEBクーポン」の場合の追加ゲームは通常の場合と変わらないので,パックに収まらないようなら「LINEクーポン」をゲットすべきだろう.

 ということだったので,今回は土曜日なので「LINEクーポン」の7ゲーム2,800円を適用.長男は「WEBクーポン」の学生5ゲーム2,000円に追加2ゲームで300✕2を加えて2,600円.合計で5,400円になった.
 まあ,ゲーム単価は400円以下になるので,こんなもんだろうか.

 なお,支払はクレジットカードや各種電子マネー,バーコード決済など,大抵のものが利用可.
 館内の飲料自販機も,市中価格だった.

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