主人公・シュタイナー曹長の部隊が孤立無援に陥るが彼の指揮のもとで小隊はソ連軍から逃げ切る。 出世に囚われた、大尉はシュタイナーのことを疎ましく思っており、無事帰還してきた小隊をソ連軍と見誤ったふりをして発砲命令を出す。 命をかけて守ってきた部下を殺された、シュタイナーは激怒し、大尉を連れ出し敗戦濃厚の激戦地に繰り出す。 合言葉を大声で叫びながら、帰還する小隊に銃が向けられ、映像がスローになるシーンは強烈に印象に残る。慌ただしく動くものや爆音を背景にして、男が静かに一点を
癌検査の結果を待つ女が、恋人、仕事仲間、友人と会っていくが、自分の病気への無関心さを感じ、いっそう憂鬱になる。 公園でナンパしてきた男と会話をするうちに、不安が払拭され病院に検査結果を聞きに行く。 ゴダールとアンナカリーナがカメオ出演してます。 赤の他人の優しさって利害関係がないので、案外、一番純粋なものなのかもしれませんね。
詩の才能の無いヘンリーが、見出してあげたサイモンにとてつもない差をつけられてしまい嫉妬し、別れる。 人生の危機に陥った時にサイモンが急いで駆けつけて助けてくれるが、ヘンリーは現実と向き合うことを選ぶ。 サイモンが売れるまでの、2人の間抜けな空気感がよかった。
南北戦争で全てを失ったヒロイン・スカーレットが生活のために、金持ちのバトラーと結婚する。 スカーレットは戦争から帰還した元大尉を運命の人だと信じ続け、諦めきれない。バトラーはスカーレットを心から愛しているのでそのことを甘んじて受け入れていたが、娘の死が引き金となり、彼女のもとを去る。 スカーレットは夫を失って初めて、自分が本当に愛していたのは夫であったと気づくのであった。 スカーレットが少女から大人になっていく姿が良い。前半と後半では表情がまるっきり別人になっている。伊
金に困った脚本家が生活のために、かつての大女優のもとで生活する。 脚本を書きたいという気持ちと、今の生活も悪くないという気持ちの葛藤が起こる。大女優が恋人に嫉妬することで恋人を巻き込んでしまうことを恐れた主人公は全てを捨てようとするが殺されてしまう。
