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風と共に去りぬ
南北戦争で全てを失ったヒロイン・スカーレットが生活のために、金持ちのバトラーと結婚する。
スカーレットは戦争から帰還した元大尉を運命の人だと信じ続け、諦めきれない。バトラーはスカーレットを心から愛しているのでそのことを甘んじて受け入れていたが、娘の死が引き金となり、彼女のもとを去る。
スカーレットは夫を失って初めて、自分が本当に愛していたのは夫であったと気づくのであった。
スカーレットが少女から大人になっていく姿が良い。前半と後半では表情がまるっきり別人になっている。伊達男のバトラーがスカーレットを愛し続けるのが不憫に思えてきて泣ける。運命の相手だと思ったんだけど。
にしても、スカーレットにとって苦難の時間が長い。「あの方は耐える力を授かっていなさる」まさにその通りだ。
「Tommorow is another day」
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