見出し画像

変化する勉強の環境

学校へ行かなくなると、何が変わるのか?を考えてみた。
まず購入したのが、バンカーズボックス。
必要のないものが山程あるから。
どれだけ変わるのかを書き出してみた。

プリント類

子どもの机を見ると、
テスト、何かの学習でつかったプリント、連絡のプリント、
PTAのプリント、夏休みのプリント、自主学習の参考資料、
これらだけで、1学年ダンボール1箱になる。

その他、冷蔵庫の壁面を見ると、
学級の知らせ・保健室の知らせ・学校の知らせ・年間予定表・連絡網・各イベントの知らせ(日付順)が貼られていた。常に更新し、直近の日付のものが全面にきていた。これらがなくなる。

ノート・記録カード類

教科で5冊×2=10冊、漢字練習帳、作文帳、自由帳、連絡帳(長文用)、連絡ファイル(時間割記入用)、音読カード、図書カード、読書ファイル。これらがなくなる。

これからは、ipadに記入したり、エクセルを使用したりするので使わない。提出が必要なものはデータファイルを印刷する。
本は今まで図書室だけだったけれど、家では好きな本を好きなだけ読める。
興味がある本はその都度購入し、最新のものが読める。

各教科用のサブバッグ

通学用リュックの他、
図工・音楽・図書・プール・家庭科・遠足・
林間学校用の手提げバッグやリュック。これらが全ていらなくなる。

袋・チャックつきビニール袋類

弁当・体育着・上履き・着替えよう・歯磨き・水筒・連絡用・集金。
これらが全ていらない。

衣類・布

体育着上下・図工用・家庭科用・習字用・プール用タオル・体育用タオル・
雑巾2枚・防災ずきん。これらが全ていらなくなる。

文具

筆箱・鉛筆・消しゴム・下敷きは使うけれど、
筆箱・赤鉛筆・名前マジック・水彩絵具・色えんぴつ・クレヨン・
引き出しになる整理箱。これらが全ていらなくなる。

いらないものが多い

学校へ通い、有意義な勉強をしている人もいる。
ノートも綺麗に整理され、テストの範囲がどこまでかがわかる。
見返すことができると、ノートが活かされていると感じる。

しかし、学校の学習方法が合わなく、
板書の書き写しに追われ、何を書いたかわからないノートでは
保存しても役に立たない。全てがいらなくなる。

費用対効果はゼロ。処分することで、
自宅の机上にある物品や本などの専有箇所の、およそ7割が削減される。
学校へ行くことで、これだけ特別に用意していたんだと驚く。

新しく配置されるもの

■辞書
広辞苑・英和辞典・理科年表。
■参考書
算数図鑑・社会参考書・プログラミング参考書。 *他は本棚
■学習
国算理社の問題集・学習後の振り返り用ワークシート
*英語は地域の教室用バッグの中にあり。
■教科書
国算理社英音図家の教科書。
■文具
定規・コンパス・分度器・三角定規・鉛筆・消しゴム・
多色のプリクションペン・コピー用紙・
クロッキーデッサン用人形・イラスト用ペン。
■保管
ワークシートを入れる壁掛けポケットフォルダー、
学期ごとにまとめてファイルするためのスライドフォルダー。

これだけでいい。
勉強した後も参考になるワークシートのみ保管していく。
それを学期末に読み返し、学習の振り返りや達成感を得る。
整理整頓がしやすいし、思い出になる。

学年が変わって先生によって変更されることがないし、
明日は何の勉強かわからないこともない。
何ができなくて、どう教えればいいのかがわかり、
理解度は、問題集のテストでわかる。進み具合も管理できる。

学習用機器も整った

勉強をする机、パソコンをする机、本棚。
図工素材、家庭科用ミシン、音楽用スピーカー、
パソコン・モニター、液晶タブレット、プリンター

心が軽くなる

机周りがすっきりした。なんだか心も軽くなる。
自分でも相当負担だったのだと気付かされる。

子どもが帰宅すると、プリントを見て、日付順にして、
家の掲示板にはる。記入するものは書いて連絡袋へ入れる。
変更があると再度プリントが配布され、どこが変更かを見る。
内容をイメージし、書かれていないことでわからないことは聞く。
連絡帳に書かれる持ち物は、何かが欠けている。それをあてにはできない。
季節によっては、水筒を2倍に増やす必要があり、日焼け止めも必要。
給食がない地域のため、お弁当を持っていく時間も傷まないかを工夫する。

会社のTODOリストを見るかのように、日々確認していた。
購入が必要なものは、1週間前には手配する。在庫管理もする。
お弁当を届ける時間を決めたら、それに合わせて家事をする。

このように、学校へ行くことで多くの労力を割いてきた。この地域では、これが当たり前。どの人もやっていること。

これがなくなる。家の中で深呼吸ができる気持ちになり、心が軽くなった。