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パーソナルスペースとは?恋愛や仕事で周りと差がつく活用法

こんにちは、読心術の専門家れいです

あなたはパーソナルスペースという言葉を聞いたことがありますか?
パーソナルスペースとは、他人に近づかれると不快に感じる距離のことで、密接距離・個体距離・社会距離・公衆距離の4つのゾーンに分けられます


A.密接距離 B.個体距離 C.社会距離 D.公衆距離

これら4つのゾーンは人によって、距離に差があります
例えば、アメリカや中東などのボディタッチが多い接触文化に暮らす人達は、アジアのような比較的ボディタッチが少ない非接触文化に暮らす人達よりも近い距離にいることを好みます

日本の中で比べても、人口密度が低い田舎に暮らす人は離れた距離を好み、人口密度が高い都会の住人はスペースが少ないため、近い距離に慣れています


密接距離

最初のゾーンは、身体同士が触れてから45㎝までの短いスペースで、家族や恋人・親しい友人などの非常に親密な人達が入れるゾーンです

『恋愛』
この距離は、恋愛の場面で相手が自分に気があるかを見極めるのに非常に役立ちます
男性に気がある女性は、無意識かどうかに関わらず、男性の密接距離に入ってすぐに外に出るという行動をすることがよくあります
このサインに無意識的に気づいた男性は、再び女性が自分の密接距離に入るように近づきます
この動作が見られる場合、二人の関係は良いと言えます
初デートでこのやり取りが行われるなら、かなり相性のいい二人です

『注意』
まだ十分な信頼関係が作れていない時に相手の密接距離に侵入すると、不安や敵対心を抱かせてしまいます
ビジネスや恋愛の場では特に注意しましょう

『もし、他人が自分の密接距離に侵入したら?』
このシチュエーションは珍しいことではなく、多くの人が日常で経験しています
例えば、満員電車の中や複数人が乗っているエレベーター、歌手やアイドルのライブなどです
こういった場合、私たちは皆、次のような暗黙のルールに従っています
・他人と目が合わないようにスマホや壁の一点を見つめる
・表情を動かさないようにポーカーフェイスでいる
・呼吸を浅くして息を潜める
・身体を小さくして自分の周りにスペースを確保する

ほとんどの人が、これらの行動を無意識のうちに行なっています
このルールを破った人は傲慢な性格のように思われたり、迷惑な人と思われてしまいます
*複数人が乗ったエレベーターの中で、足を開いて仕切りに咳払いをしている人がいたらあまり良い気分ではいられませんよね


個体距離

個体距離は通常45㎝〜1.2mです
これは信頼関係を築くのに最適な距離です

『恋愛』
個体距離は一番近ければ密接距離に入るかどうかの距離になり、一番遠いところでは片方の人が手を伸ばしただけでは届かないほどの距離ができます
この特性を活かして、個体距離は二人の関係を測る定規として使うことができます
会話している相手が自分から離れているならそれはまだ心の距離が遠いということです
相手はまだあなたに心を開いていないか、緊張している可能性が高くなります
逆に相手が近いなら心の距離も近いことが分かります

『注意』
個体距離で相手との関係を測る場合、相手が自分にどこまで近づいたかで測るようにしてください
自分から近づいた場合、相手との関係を測る指標にはなりません

『初対面で適切な距離を計るには』
このアプローチは、4つのステップで会話の時の適切な距離を見つけるのに役立ちます
1.相手に近づく
2.軽く手を伸ばして握手をする
3.相手の目を見てアイコンタクトをする(2~3秒)
4.一歩下がって待つ

待っている間は、情報が出てくる部分です
相手が何をするかによって、あなたは相手がどのように感じているかが分かります

・相手が元の位置にとどまる場合→相手はこの距離に満足しています
・相手が一歩下がったり、少し離れたりした場合、相手はより多くのスペースを必要としているか、他の場所にいたいと思っています
・相手が一歩近づいたら、相手はあなたに快適または好意的だと感じています

社会距離

あなたが街中で全く知らない人に話しかけられた時に、相手と話す距離で1.2m~3.5m程です

『仕事』
ほとんどの見知らぬ人はこの距離から始まり、正式なビジネスや社交イベントでよく使用されます
あなたが最初に会った人の多くは、この距離にいるかもしれません
これは非常に中立的な空間であり、関係の構築という点ではあまりうまくいきません
自分が社会距離にいることに気づいたら、もう少し近づいて相手の反応を調べてみてください
相手の反応の見方は個体距離で説明した『初対面で適切な距離を計るには』を参考にしてください


公衆距離

この距離は3.5m以上です
公衆距離は、ショッピングモール、空港、広い公道、大規模なイベントで見知らぬ人の間でよく見られます
ほとんどの場合、公衆距離にいる人は、完全な見知らぬ人を示しています
通常、この距離にはアイコンタクトや物理的な接触はほとんどありません


以上がパーソナルスペースとその使い方です

私たちのコミュニケーションに置いて、言葉やしぐさはとても大切な要素ですが、それらがどれだけ上手くても肝心の距離感を間違えていたら全てが台無しになってしまいます
相手にとって適切な距離にいて会話するということは、相手に大きな安心感を与えます
あなたと話す時は、いつも安心して快適に話せると相手は無意識に気付きます
そしてそれらがあなたへの信頼を作り、良好な人間関係を実現します

もし、あなたが誰かと会話していて不快感を感じる場合は、相手から一歩離れてみましょう
相手をいるべきゾーンに戻すことであなたの不快感は軽減されます
パーソナルスペースを理解することで、人間関係が非常に楽なものになります
是非生活に役立ててください


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