書くことの最大のメリットは忘れられること
書くっていいですよね。
悩みがある時、何か計画を立てる時や選択をしなければならない時。
書くことで物事が整理され、自分を客観視でき、気持ちもスッキリするのではないでしょうか。
なぜそうなるのか、私なりに改めて考えてみました。
そこで出た結論は、「忘れられるから」。
これが私の中で一番しっくり、腑に落ちます。
個人的な感覚ですが、日々見たものや考えたことは
無意識の"覚えておかなくちゃいけない"
として頭の中にどんどん溜まっていく。
それを書くことで"忘れていい"
に切り替えられる気がするのです。
私たちは日々忙しい。
仕事のことも生活のことも、将来のことも、周囲の人たちのことも、自分のことも、
考えなくちゃいけないことは山ほどありますよね。
生きていれば色んな出来事があるし、ポジティブな思いもネガティブな思いも、際限なく沸いてくる。
感情って生モノで、ずっと置いておいたら腐っていく気がするんです。
モノによっては時に腐敗臭を出して。
発酵してドロドロにこびりついて。
だから、書く。そして忘れる。
全部書き出して、あえて別の場所に残すことで、安心して忘れられる気がします。
今書きながら思い出したんですけど、
昔なにかで見たスニーカー好きの人のはなし。
購入したスニーカーは、一度だけ履いたもの、一度も履いていないもの、新しく手に入れたもの、とどんどん溜まっていく。
遂に収納する場所がなくなり、手放すことを決心するも、なかなか行動に移せない。
悩んだ末にその人がやったことは、全てのスニーカー、自分が履いている姿を写真に収めることでした。
画像に残すことで気持ち良く手放すことができたようです。
この手放せないコレクションを写真に収めること、
頭の片隅や腹の中にあるもの書き出すこと。
同じような気がします。
意外と必要なものって多くないと分かったり、
大切にとっておいたものが、実は自分を縛るものだと気付いたり。
空いたスペースにもっと大切なものが入ってくる、なんてこともありますよね。
だから私は書くことも、ひとの文章を読むことも大好きです。
以上、久しぶりのnoteに「書くことのメリット」だなんて好き勝手なことを残した今回でした。
頭の中にコレクションしている大切なもの、
大切に忘れていくことも大事なのかも、
なんて思ったりしています。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました!
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