立体愛が強烈なら、むしろ絵じゃなくて立体作るのがいいのかもしれん

小2の私は、父に連れられて骨董市で骨董をたくさん目にしたり、海洋堂製のフィギュアをお正月にお年玉で買うなど、目の肥えた女児でありました。

そしてその女児が大人になる頃にはすっかり立体に魅せられていたもんです。


20歳ごろはミケランジェロのピエタやレオナルド・ダ・ヴィンチの素描集、アレクサンダー・カールダーの作品集でヨダレを垂らすような人間になっていました。
(アレクサンダー・カルダーは抽象の立体アート、モビールで有名な芸術家です)


海洋堂はいわずもがな、食玩コレクターとなった私は海洋堂の(ネイチャーテクニカラーとかも)食玩フィギュアを手当り次第集めていました。
気に入ったものだけね。リカヴィネとかちょびっツとかパンダコパンダとか。

でも立体が好き→それを立体に起こそうという思考回路にはあまりならなかった。


とはいえ中学生ぐらいに石粉粘土でフィギュア作りにすでにチャレンジしていたし、その後も2度ほどチャレンジする機会があったけど。

全部挫折したんですよねー。


小学生のとき、出店看板を手作りしたり、和紙で六角箱を作ったり、中学生の技術の時間に粘土で香炉を作ったり、あと自室でこっそりエグいエロ漫画を描いていたり。
そして成人後のいまも絵を描いている。


私の人生はクリエイティビティで溢れていたけれど。なんかいつも「これだ!」という心からしっくりくるものが中々なかった。

絵って結構まどろっこしくて、
平面な分奥行きを出すのが難しいし、絵に見えていない部分を想像したりするのも難しい。
考え方や構成の土台は粘土遊びが基盤になっているから、粘土をやっていた方が結局絵も地盤がしっかりしそうではある。


とりあえず、色々やってみるかね。

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