投げ捨てられた教科書を拾いに行ったのは今でも忘れない(躁うつ病持ちの小学生時代-前編-)

 どうも、躁うつ病持ちです。今回は小学生時代の前半を書いていきます。まだ記憶の薄いところのため、内容も薄いです。


●最初は遊びだと思った小学校の勉強

 小学校入学時ってなんで勉強が楽しみに感じるんでしょうかね。私も勉強嫌いのはずなのに、入学したての頃は勉強が楽しみでした。

 最初に習ったのは時計の見方でしょうか。それが終わってからひらがな、カタカナ。足し算、引き算。と授業を受けていった気がします。

 最初はホント、なんで遊ばされているんだろう?勉強はまだなの?って思っていました。小学校の勉強ってすごいですね。そんなことを考えているうちにいつの間にかちゃんとした勉強に移っていて、それに気付くのはだいぶ後になりました。


●徐々に嫌いになる勉強

 漢字の勉強が始まってしばらく経った頃。日直になった私は、朝黒板に日付を書く作業をしていたのですが、

 「九」という漢字が出てこない。

 こう書くんだよ!ってクラスのみんなから言われ続けても思い出せず、5分ほど経過してようやく思い出し、「九」という漢字を書いて椅子から降りて自分の席に戻りました。

 この時、恥ずかしいという気持ちと、叫ぶような大声で指摘してくるクラスメイトへの苛立ち、そして「なんでこんな漢字が浮かばなかったんだろう」という疑問が沸きあがりました。

 たぶんこれがきっかけになり、漢字は嫌いなもの、になったのではないかと思います。ちなみに「九」という漢字を見るたびに今でもその時の光景を思い出します。


●小雨降る中、教科書を拾いに行った

 小学2年生に上がったころには友達の影響でテレビゲームにハマり、勉強はしたくない。ゲームをしていたい。という状態になっていました。

 そんなある日のこと。いつも通り(?)勉強したくないと駄々をこねていた私。

 どんなことを喋っていたのかは覚えていません。ただ急に母が私のランドセルを持ち出し、ベランダからその中身をぶちまけたのです。

 それを見て唖然とする私。

母「勉強したくないならこれでいいでしょ⁉」

 という謎理論を発動。勉強したくないとはいえ、教科書がないのは単純に困る。小雨が降る中、背の高い雑草をかき分け、教科書などを拾いに行きました。雨で湿って冷たくなった草の感触を覚えています。

 母の最初の異常行動がこれだったと思います。またこれ以降、理解不能な理由で怒られたり、全く心当たりがないのに怒られたりといったことが出てきます。


●クラス替え、人見知り

 小学3年生。クラス替えがありました。これにより新しい友人ができる……と思っていたのですが、なんか合わない。雰囲気が違うんですよね。一度新しいクラスメイトの家に遊びに行ったのですが、イラっとするような場面が何回もあり、馴染むことができませんでした。

 これにより人見知りが染み付きました。



 小学生時代前半はこれだけです。好きなものだけやっていたいというのはすでに始まっていたわけですね。ですが本当に勉強が嫌いになるのは小学生時代後半になります。次回から色々と書きたいことが増えるので、果たしてそのまま後半に入りきるのかどうなのか……

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?