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[24-02]JPN-LAO:THU. 7.18
2024 Tokyo Japan 『新自由主義だとか「謎の経営者目選」だとかの内面化』
天気がよい。梅雨が明けたらしい。洗濯物を外に干す。
仕事、打ち合わせ少なく、作業を進める。
先日、titleより、取置きを頼んだ本が入荷したとの連絡があったので、足を運び購入。
ポリタスTVの都知事選当日の放送を観る。新自由主義を内面化した若者達による石丸支持という話題。あと、「謎の経営者目線」と言う言葉も。経営思考も無意識のうちに内面化されているのだろう。
全ての事柄をビジネスライクに考えてしまう思考の内面化。生活も、政治も、社会保障も。そして、その単純な思考は、ひとたび語られると、まるで自己啓発本を読んでいるかの如く、聞くものの耳に響く。内田樹がいつも語っていることと、色々、符合する。
周りの若人と話すと、そういう潮流を実感する。が、きっと、それは、「若者」だけではない。そのような、いわゆる我々のような「中年世代」に於いても、その思考は数多の人々に浸透しているはず。そういう(我々)「中年世代」が今の時代の雰囲気を(良かれ悪しかれ)そこかしこで形作っているはず。そして、その生き様や発言、雰囲気を見て、聞いて、感じて育っているのが、今の若者達なのだろう。
我が身を振り返り、もの凄く反省する。「新自由主義」も「経営者目線」も、それが何であるか、きちんと「知った上で見切る(切り捨てる)」。そう言う姿勢と判断と行動を。
奇しくも、ポリタスTVでアメリカの法経済学者のリチャード・ポズナーの「インターネット上での表現にまつわる問題点」について引いて紹介していた。上述と関連するはずなので、備忘として載せておく。
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(ポリタスTV「東京都知事選2024選挙特番 新”ネット地上線”のゆくえ」より)
夜、焼き浸しを作る。ラタトゥイユと並ぶ夏の定番。
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『小山さんノート』を少しずつ読んでいる。生活の過酷さは全く異なれど、日々の煩悶に共感。
あと、『ハムレット』も少しずつ読み進める。
2002 Savannakhet Laos『サワンにて』
6:30起床。 8:00に出勤するわっちと朝食。 おいしいフランスパン・サンドを食べさせてくれた。 後、例によってカフェ・ラオ(飲み過ぎ)。
わっちの職場は県の農林局の灌漑課。 ここの課長さん(正確には彼の奥さん)が、わっちの家の大家さんでもある。 軽く挨拶を済ませると夕食のお誘い。 さらに、KM35という灌漑施設を見学させてくれるとのこと。 ありがたい。
一度、灌漑課を離れて帰宅。 猛烈に眠たくなり、30分程まどろむ。 疲れが溜まってるのかな? もっと寝てたかったけど、 意を決して出かける。 電話局から、 タイのビーマンオフィスへリコンファームのTel を入れる。滞りなく済み、安心。
後、溜まったメールをチェックすべく昨日わっちに教わったネットショップへ行くも、 「12時から」と言われてしまう。 諦めて約束の時刻まで河原でボケらーっとしたり、焼き鳥を買い食いして お昼にしたりして過ごす。
12:30に再び灌漑課へ。 わっちと課長のカムルイさん、それに運転してくれる職員とぼく。4人でKM35へ。 かなり大規模なダムでひたすら感心。 KM35は日本の資金援助のもと完成した灌漑施設であり、 周辺地域の二期作の実施に貢献している。 ちなみに、現在サバナケット県はビエンチャン平原とならび、 国内でも有数の穀倉地帯となっている。
KM35とは別だが、わっちはこれよりもやや小規模な施設を 県から農民へ引き渡す仕事をしているとのこと。 しかし、普通の観光スポットよりこういう所を興味深く見るようになってしまったぼくは、 かなりマニアックな領域に入り込んでいる気がする。研究者ではなく、旅行者として。
もう一箇所、別のダムを見せてもらい、そこで「おやつ」。 といっても、タニシ(でかい!)の茹でたやつを洗面器いっぱいと、 カウニャウとソムタム(激辛)、それに小魚の塩焼きと、とどめにビア・ラオ。 立派な夕食である。少し早いけど…。ここでも運転手は飲んでいた。 聴くと、飲酒運転は「ちょっと」なら法に触れないらしい。 どれ位が「ちょっと」なんだろう? にしても、ラオス人は良く食べる。
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帰宅後、雨。わっちはKM35の視察に来た日本のラオス大使(逆?)との夕食会へ。 ぼくはカムルイさんと夕食へ。 友人を誘うと言ってたけど、結局つかまらなかったらしく、 2人で静かに食事。お互いたどたどしい英語だったけど、こういうのは嫌いじゃない。 「おやつ」が効いて、あまり食べられなかったけど。 そう言えば、カムルイさんはタニシに軽く当たったらしく、 「お腹が痛い」と怖いことをいっていた。 挙句、ビールを飲んで「殺菌するんだ」などと言い出す。 ぼくが、お腹を壊さないのは、毎晩ビールを飲んでいるからかな?(朝はゆるいけど)
帰宅後、わっちの帰りを待って2人で少し話す。 思えばお世話になりっぱなしだった。 ありがとね、わっち。
明日はパクセへ。朝、バス停までカムルイさんが送ってくれるという。 至れり尽せり。 遅くなったけれど、頑張って起きよう。
メモ書き
※1 カムルイさんは、ラオス人が親切なのは、生活がのんびりしており、 発展もゆっくりしているからだと言う。 タイなんかは忙しすぎるから、親切な人がラオスほど居ないって。 日本も然りだと。良いのかどうかは別として。
※2 わっちは、この国は自然が豊か過ぎて、努力しなくても生活できるから 向上心が沸かないのかも、とも言ってた。
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