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Cahier 2020.11.22-1

三連休中日。昔は三連休というと、存分に遊ぶぞー!と意気込んだものだったけど、いまや週3休くらいないと労働の疲れは癒えないとすら感じる今日この頃。昨日はボージョレ・ヌーヴォーを味わう会と称して、ブッフ・ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮)と、twitterで見た柿とゴルゴンゾーラのサラダで、新酒を楽しみました。新酒特有の酸味も控えめで、ジュースのように飲みやすく美味しかったです。

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(つい飲み過ぎて、母が大切にしていたNarumiのティーカップを割ってしまったけど。古いシリーズだから、買い替えが効かないのですよね…)

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さて、先週訪れた根津美術館の「国宝・重文展」。

昨日の鈴木其一に次いで、「那智瀧図」も素晴らしかったので備忘録的に記しておきます。

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制作は鎌倉時代で、国宝に指定されています。飛瀧権現(ご神体としての滝)を描いたもので、中国宋元絵画の影響も見られると解説されています。

さすがに制作から500年以上経過しているので、全体的に退色がありぼやーっとしているものの、それだけに上から下へと直滑降に水が落ちる飛瀑だけが白く浮き出たように清明に出現しています。

岩絵の具で描かれたこの白い帯に、なぜこんなにも心惹かれるんだろう?

那智勝浦はずっと訪れてみたいと思っていた場所のひとつ。本州最南端の串本へ行ってみたいのと、この那智瀧と神社に行ってみたい。


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