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Cahier 2020.11.14

今日も今日とて、疲れをカネで解決しようとマッサージ屋へ駆け込みました。

相変わらず眼精疲労は絶えることなく、以前より目が悲鳴を上げるペースが早くなっているのと、何よりも今回は脚のむくみ。しずかちゃんみたいな丸太んぼうの脚をいかにかすべく、蒲田にある台北あしマッサージのお店へ。

某媒体のクーポンで、足40分ヘッド20分で4500円。かなりお手頃。きっと台湾出身のマッサージ師さんが無言でガシガシもみ出してくれるスタイルと見た。

お店に入り予約名を伝えると、ぶっきらぼうに「4500円です」と店長のおじさん。このとき、わたし以外に誰もお客はなく、かなり暇していたんでしょう。時勢上、やや不景気であったりもすると思われ、黙ってお金を払うわたし。すると奥から丸いシルエットの小柄な女性が出てきて、着替えはこっち、と案内してくれます。

いい具合にゴムがゆるゆるになった短パンに着替えると、ゆったりとしたリクライニングソファへ。足湯をして、馬油のようなクリームをつけて、いざもみ出し開始!

予想通りの無言、そして力強さ…!とにかくもみ出している感がすごい。まさに求めていたのはこの豪快さ。ふくらはぎに溜まった老廃物をもみしだかれ、次は足裏。足のツボは色々ありますが、そんなんお構いなしでとにかく力で押しまくるおばちゃん。もうちょっと丁寧にツボを捉えてほしい気もしましたが、どこを押されても激痛にもだえるばかりで、気がついたらぼんやりとなすがままになっていました。

そんな塩梅なので、ヘッドもなかなか雑な感じではあったものの、ガチガチになった肩にはおばちゃんの腕力が大変ありがたかったです。そう、力で押し出すしかないものもあるよね…。

「終わりました」と2回言われ、へいへいと立ち上がって着替えをして、そのまま「ありがとうございましたー」と退店。

近頃珍しいくらいの超あっさりしたミニマムサービスでした。

疲れてるとき、気を遣われることすら苦痛ってときには良いかもしれない、このミニマムさ。

ぶっきらぼうではあるものの、失礼とか嫌な感じではないのは、指先からパワーを伝えてくれていたから。言葉や態度より、指先が全て!といった風情のお店なのでした。


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